家づくり

【平屋の間取りまとめ】後悔しないための配置・動線・広さの考え方|我が家が大事にしたこと

平屋の間取り、どう考えればいい?

注文住宅で大きく悩むのが、間取りです。
特に平屋は、ワンフロアにすべてを収めるため、

・どこに何を配置するか
・どう動けるようにするか
・どこに面積を使うか

このバランスがとても大事になります。

我が家も、間取りはかなり悩みました。
最初から完璧に考えられていたわけではありません。
打ち合わせを重ねながら、迷いながら、少しずつ自分たちの暮らしに合う形を探していきました。

この記事では、我が家が平屋の間取りを考えるうえで大事にしたことを、

・配置
・動線
・広さの配分

の3つに分けてまとめます。

我が家のコンセプト

我が家は、「子育てしやすい家」をテーマに設計しました。

具体的には、
・子どもがのびのび過ごせる
・子育てをしながら家事ができる
・家族の距離が近い
この3つを大事にしています。

家づくりを始めたころは、まだ子どもも小さく、これからの暮らしも分からないことばかりでした。

それでも、
「子どもと過ごす時間を大切にしたい」
「家事をしながらでも、子どもの様子が分かる家にしたい」
という思いは、家づくりの最初からありました。
その考え方が、我が家の間取りの軸になっています。

間取りは「配置・動線・広さの配分」で考えた

実際に家づくりをして感じたのは、間取りは「配置・動線・広さの配分」で大きく変わるということです。

・配置=どこに何を置くか
・動線=どう動くか
・広さ=どこに面積を使うか

この3つをどう組み合わせるかで、暮らしやすさはかなり変わります。

我が家では、この3つを「子育てしやすい家」というコンセプトに沿って考えていきました。
全部を理想通りにすることはできません。
だからこそ、何を優先するかを決めることが大事だったと感じています。

我が家の間取りの考え方

我が家の間取りでは、生活の中心をリビングまわりに集めました。

リビング、キッチン、和室、水回り、寝室、ウォークインクローゼットを近くに配置し、生活空間が自然につながるようにしています。
一方で、子ども部屋は玄関を挟んで少し離れた場所に配置しました。

すべてを近くにまとめるのではなく、
・生活空間はつなぐ
・将来のプライベート空間は少し切り分ける
という考え方です。

この距離感は、我が家には合っていると感じています。

配置|生活の中心をリビングまわりに集めた

まず意識したのは、家全体の配置です。

我が家では、
・リビングを中心にする
・キッチンからリビングや和室を見渡せるようにする
・寝室や水回りを近くにまとめる
・子ども部屋は少し距離を取る

という考え方で配置を決めました。

リビングまわりに生活の中心を集めたことで、家族の気配を感じやすい間取りになりました。

子どもが小さいうちは、リビングや和室で過ごす時間がとても長いです。
そのため、家事をしながらでも様子が分かること。
必要なときにすぐ近くへ行けること。
この安心感は、実際に暮らしてみても大きかったです。

ただし、すべての部屋を近づければいいわけではありません。
子ども部屋については、将来のプライバシーも考えて、生活空間から少し離した配置にしています。
このあたりは、子どもの年齢や家族の考え方によって判断が分かれるところだと思います。

動線|回遊動線は生活に直結する場所に作った

我が家では、生活空間の一部に回遊動線を取り入れています。具体的には、

リビング

水回り

ウォークインクローゼット

寝室

リビング

というように、ぐるっと回れる動線です。

この動線によって、
・洗濯 → 収納
・お風呂 → 着替え
・朝の準備
・寝室からリビングへの移動
といった流れがスムーズになりました。

特に、ランドリールームとウォークインクローゼットを近くにしたことは、家事のしやすさにつながっています。

ただし、回遊動線は多ければいいというものでもないと感じています。
通り抜けできる場所を作ると、その分、収納や部屋として使える面積が減ることもあります。

我が家でも、玄関まわりの回遊動線は採用しませんでした。
便利さよりも、玄関収納として使える場所を残す方が、我が家には合っていると判断したためです。

回遊動線は、
「どこに作るか」
「本当に使うか」
まで考えることが大事だと感じました。

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広さの配分|リビングに面積を使った

平屋では、どこに面積を使うかも大きな悩みでした。

我が家では、家族が長く過ごすリビングにしっかり面積を使いたいと考えていました。
そのために意識したのが、廊下や大きな収納を必要以上に増やしすぎないことです。

ただ、収納をただ減らすだけでは、暮らしにくくなってしまいます。
そこで我が家では、収納を一か所に大きくまとめるのではなく、使う場所ごとに分散させる考え方にしました。

日常で使うものは、使う場所の近くに置く。
どこにも属さないものは、納戸で受け止める。

この形にしたことで、収納量を必要以上に増やさなくても、今のところ暮らしは大きく崩れずに回っています。

結果として、廊下や収納に面積を使いすぎず、子どもが遊ぶ場所、家族が集まる場所として、リビングにゆとりを持たせることができました。

子どもが小さいうちは、どうしてもリビングで過ごす時間が長くなります。
そのため我が家では、個室や大きな収納を優先するよりも、リビングまわりに面積を使う方が暮らしに合っていました。

▶︎ 収納全体の考え方はこちら
【平屋の収納まとめ】後悔しない収納計画と我が家の考え方

リビング|家の中心になる場所

リビングは、我が家の間取りの中心です。

子どもがのびのび遊べること。
家事をしながら様子を見守れること。
家族が自然に集まれること。

このあたりを意識して、できるだけ広く使えるようにしました。

また、和室とつなげて使えるようにしたことで、リビング単体の広さ以上に、広がりを感じられる空間になっています。

さらに、南側の庭ともつながる配置にしたことで、室内だけでなく外まで含めて使える感覚があります。

一方で、窓や動線を優先したことで、壁は少なくなりました。
そのため、家具の配置には少し工夫が必要です。

我が家では、子どもが小さい今はソファやリビングテーブルを置かず、遊べるスペースを優先しています。

リビングは、ただ広く取ればいいというより、どう使いたいかまで考えることが大事だと感じました。

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【庭のある暮らし】眺める庭のはずが、子どもの遊び場になりました

キッチン|見守りの起点

キッチンは、リビングや和室を見渡せる位置に配置しています。

我が家では、料理をしながらでも子どもの様子が分かることを重視しました。

前を見るとリビングと和室。
横を見ると水回りや庭。
後ろには寝室。

家の中心に近い場所にキッチンを置いたことで、家事をしながらでも家族の動きが分かりやすくなりました。

ただ、家づくりの途中では、キッチンをそこまで深く考えられていたわけではありません。
後半になってキッチンの形を再検討したことで、キッチンは設備ではなく、間取りそのものに大きく関わる場所だと気づきました。

今のキッチンには満足していますが、もっと早い段階から間取りとセットで考えておけば、検討はしやすかったと思います。

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【キッチン編①】キッチンは最後に決めない方がいい|間取りとセットで考えるべき理由

寝室|リビング横にした理由

寝室は、リビングの隣に配置しています。
この配置にした理由は、子どもとの距離を近くしたかったからです。

寝かしつけたあとも様子を見に行きやすい。
泣いたときにも気づきやすい。
夜中でもすぐ対応できる。

こうした安心感を重視しました。

一方で、リビング横なので生活音は多少聞こえます。
食器を洗う音や、ちょっとした生活音が完全にゼロになるわけではありません。

それでも我が家では、音のデメリットを理解したうえで、見守りやすさを優先しました。
今の暮らしには、この距離感が合っていると感じています。

▶︎ 関連記事
【寝室の位置】リビング横にして後悔した?子育て目線で見た音と動線

そのほかに悩んだ場所

ここからは、場所ごとに、我が家が間取りで悩んだポイントをまとめます。

トイレ、玄関、ヌック・書斎、子ども部屋などは、それぞれ別のテーマに見えますが、間取り全体で見ると、どれも配置や動線に関わる大事な場所でした。
詳しい内容はそれぞれの記事でまとめているので、ここでは間取り全体の中でどう考えたかを整理します。

トイレ

トイレは、リビングの近くに配置しています。
理由は、子育て中の使いやすさを優先したからです。

お風呂前にトイレへ行く。
入浴中に「トイレ」と言われる。
寝室からも行きやすい。

こうした日常の動きを考えると、家の中心に近い位置にある方が我が家には使いやすいと感じました。

ただし、リビング近くのトイレは音の問題が気になる場所でもあります。
我が家では、扉を2枚挟む構造にしたり、壁を少し厚くしたりして対策しました。
その結果、今のところ大きな不満はありません。

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【トイレの位置】リビング横にして後悔した?音と子育て動線で感じたこと

玄関

玄関では、シューズクロークを作りました。
子ども用自転車、外遊びグッズ、傘、ベビーカーなど、外で使うものをまとめて置ける場所があるのは、かなり便利です。

一方で、玄関まわりは回遊動線にはしていません。
回遊できる玄関も魅力はありましたが、その分、収納として使える場所が減ってしまいます。

我が家では、通り抜けの便利さよりも、玄関収納を残す方が暮らしに合っていると判断しました。

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【平屋の玄関編】シューズクロークは必要?広さ・動線・見た目で考えたこと

ヌック・書斎

ヌックや書斎は、作る場所と使い方で評価が分かれる空間だと感じています。

我が家では、寝室の横に約3畳の書斎+ヌックを作りました。
家づくり当時は、仕事や作業をする場所としても使えると思っていました。
ただ実際には、子どもが小さい今の暮らしでは、書斎として使う時間はあまり取れていません。

一方で、ヌックとしては、読み聞かせや子どもとの時間に使うことができています。
想定していた使い方とは少し変わりましたが、暮らしの中で意味のある場所にはなっています。

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【書斎+ヌック】3畳で使える?子育て中に変わった使い方

子ども部屋

子ども部屋は、将来を見据えて設計しました。
我が家が家づくりをしていたときは、まだ子どもが何人になるか分からない状態でした。

そのため、
・配置と距離感
・部屋の数
・将来分割できるか
このあたりをかなり悩みました。

最終的には、玄関を挟んでリビングと反対側に配置し、10畳1部屋を将来2部屋に分けられる設計にしています。

今はまだ仕切っていません。
将来、子どもたちが個室を必要としたタイミングで考える予定です。

家族構成や子どもの成長は、家づくりの時点では分からないことも多いです。
だからこそ、我が家では可変性を持たせておくことを重視しました。

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間取りは納得するまで検討する

間取りは、一度決めると簡単には変えられません。
我が家は、納得できるまで何度も検討しました。

契約前に提案してもらった間取りも気に入っていましたが、実際に打ち合わせが始まると、細かい部分でたくさん悩みました。

途中からは、間取りアプリを使って、自分たちでも何十通りもパターンを作って検討しています。
この過程があったからこそ、
「ここはこうしたかった」
という後悔はかなり減らせたと感じています。

完璧な間取りになったわけではありません。
音の問題や、家具配置の難しさなど、気になる点もあります。
ただ、それも含めて自分たちで考えて選んだので、納得感があります。

間取りは、正解を探すというより、納得できるまで詰めるものだと感じました。

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【間取りは決まってるはずだった】打ち合わせで一番悩んだ話|納得して決めるためにしたこと

実際に住んで感じたこと

今の間取りには、かなり満足しています。
理由は、見た目や流行ではなく、生活を基準に考えたからです。

よかったことは、
・回遊動線で生活がしやすい
・リビング中心で家族が集まりやすい
・キッチンから子どもの様子が分かりやすい
・庭とつながる開放感がある
・水回りと収納が近く、家事がしやすい
という点です。

一方で、気になっている点もあります。
・寝室の音問題
・壁が少なく家具配置が難しい
・書斎を思ったほど使えていない
・回遊動線の分、収納として使えない場所もある

ただ、これらはある程度理解したうえで選んだ部分でもあります。
家づくりでは、すべてを満たす間取りはなかなか難しいです。
だからこそ、何を優先して、何を受け入れるかを考えることが大切だと感じました。

間取りで迷ったときの考え方

間取りで迷ったときは、
・どこに配置するか
・どう動くか
・どこに広さを使うか
この3つに立ち返ると考えやすくなります。

我が家の場合は、「子育てしやすい家」という軸があったことで、配置や動線、広さの優先順位を決めやすくなりました。

間取りに絶対の正解はありません。
でも、自分たちの暮らしの軸を決めて考えることで、迷いは少し減らせると思います。

まとめ

我が家の平屋は、生活をリビングまわりに集め、家事と子育てがつながる動線を意識して間取りを考えました。

リビングに面積を使ったこと。
水回りや収納を近くにまとめたこと。
子ども部屋は将来を見据えて少し離したこと。

どれも完璧な正解というより、我が家の暮らしに合わせて選んだものです。

音が気になる場所もあります。
家具配置に悩む場所もあります。
思ったほど使えていない空間もあります。

それでも、生活を基準に考えて、納得するまで検討したことで、大きな後悔は少ないです。
間取りは、見た目だけでなく、毎日の暮らし方に直結します。

これから平屋の間取りを考える方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。


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