はじめに
間取りを考えるとき、リビングをどれくらい広くするかは、悩みやすいポイントの一つだと思います。
我が家は、「子育てしやすい家」をテーマに家づくりを進めました。
リビングについても、子どもがのびのび遊べる空間を作りたいという思いがありました。
リビングを広くする方法は、単純に面積を増やすことだけではありません。
限られた面積をどこへ配分し、周囲の空間とどうつなげれば、広く使えるのか。
我が家では、リビングにできるだけ面積を使うとともに、和室や庭とのつながりまで含めて間取りを考えました。
この記事では、我が家がリビングを広く使うために考えたことと、実際に暮らして感じているメリット、注意点を紹介します。

我が家がリビングで優先したこと
我が家がリビングで優先したのは、子どもがのびのび過ごせる場所を作ることでした。
家全体の面積には限りがあります。
どこかを広くしようとすれば、その分、別の場所を小さくしなければなりません。
我が家では、廊下をできるだけ減らし、水回りをまとめることで、リビングに使える面積を確保しました。
廊下そのものが無駄だということではありません。
ただ、通路だけに使う面積よりも、子どもが遊び、家族が一緒に過ごせる場所を優先したいと考えました。
限られた面積をどこに使うのか。
我が家では、その答えがリビングでした。
リビングを広く使うために考えた間取り
和室と大きくつなげられるようにした
我が家のリビングは、隣にある和室とつなげて使えるようにしています。
リビングと和室の間には、天井まで高さのある3枚引き込み戸を設けました。
3枚の戸を壁の中へ引き込むことで、開口を大きく取れるようにしています。
戸を開けたときには、リビングと和室が一続きの大きな空間のように感じられます。
また、天井まであるハイドアにしたことで、開口部の上に壁が残らず、二つの部屋がより一体に見えるようになりました。
普段は引き込み戸を開けているため、リビングから和室まで視線が抜けます。
子どもが和室で遊んでいても、リビングやダイニングから様子を見ることができます。
リビングだけではなく、和室まで含めて子どもが自由に動き回れる場所にしたことが、空間を広く使うための大きな工夫でした。
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大開口の窓で庭とつなげた
リビングの南側には、大きな窓を設けています。
窓の外には庭があり、室内から庭まで視線が抜けるようになっています。
窓を閉めているときでも、庭まで見えることで、リビングが実際の面積以上に広く感じられます。
窓を開ければ、リビングから庭へそのまま出ることもできます。
室内だけで完結するリビングではなく、庭まで含めて使える場所にしたことで、暮らしの範囲も家の外へ広がりました。
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土地の形に合わせて東西に長いリビングにした
リビングの広さは、面積だけでなく、部屋の形によっても感じ方が変わります。
我が家の土地は、東西にやや細長い形をしていました。
その土地の形に合わせて、リビングも東西に長い形にしています。
この配置にしたことで、南側に大きな窓を設けやすくなり、室内にしっかり光を取り込めるようになりました。
また、テレビと座る場所の距離も確保しやすくなり、空間にもゆとりを感じています。
理想の間取りをそのまま土地にはめ込むのではなく、土地の形や向きに合わせて調整することも大切だと感じました。
同じ面積のリビングでも、形や窓の位置、周囲の部屋とのつながりによって、使いやすさや広さの感じ方は変わります。

実際に暮らして感じたメリット
実際に暮らしてみて感じる一番のメリットは、子どもが過ごせる場所を広く確保できたことです。
子どもたちは、リビングと和室の間を自由に行き来しながら遊んでいます。
大人がダイニングやキッチンにいても、リビングや和室、庭で遊んでいる子どもの様子を見やすくなりました。
また、和室や庭まで視線が抜けるため、リビング単体の面積以上の広がりを感じられます。
面積をリビングへ配分するだけでなく、周囲の空間を分断しないようにしたことで、家族が同じ場所で過ごしながら、それぞれ違うこともできるリビングになりました。
我が家が目指していた「子育てしやすい家」という考え方にも合っていると感じています。
注意点|空間をつなげたことで生まれた制約
一方で、和室や庭とのつながりを優先したことで、家具を置ける壁は少なくなりました。
和室との間には、大きく開く3枚引き込み戸があります。
庭側には、大開口の窓があります。
空間がつながり、視線が抜ける場所が増えるほど、テレビボードや収納家具などを置ける場所は限られます。
我が家では、テレビを置く壁や家具の位置を、間取りの段階である程度決めていました。
リビングを開放的に使いたい場合は、空間の広がりだけでなく、家具をどこに置くのかまで一緒に考えておく必要があります。
家具を置ける壁が少ないため、暮らし始めてから大きな収納家具を追加することも難しい間取りです。
我が家では、リビングに収納家具を並べるのではなく、必要な場所に必要な収納を設ける「分散収納」で対応しました。
現在のところ、リビングの収納が足りずに困ることはありません。
ただし、つながりや開放感を優先する場合は、家具の配置だけでなく、どこに何を収納するのかまで間取りの段階で考えておくことが大切だと思います。
▶︎ 我が家の分散収納の考え方はこちら
・【平屋の収納まとめ】後悔しない収納計画と我が家の考え方
もう一つ考えておきたいのが、冷暖房です。
リビングと和室が大きくつながる分、冷暖房する空間も広くなります。
そのため、エアコンの位置や能力についても、間取りとあわせて検討しました。
部屋の広さだけでエアコンを選ぶのではなく、家の断熱性能や窓、空間のつながりまで含めて考える必要があると感じています。
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・【後悔しないエアコン選び】23畳LDKに14畳用を入れて2年住んだ結果
家具を増やさず、子どもが遊べる場所を優先した
我が家では、リビングにソファやテーブルを置いていません。
大きな家具を置かないことで、子どもたちがプラレールやトミカなどのおもちゃを床いっぱいに広げて遊べるようにしています。
壁が少なく、家具の配置に制限がある間取りではあります。
ただ、今の我が家にとっては、子どもが自由に遊べる場所を残す方が優先順位は高くなりました。
将来、子どもが大きくなれば、家具の置き方やリビングの使い方も変わるかもしれません。
今は子どもたちが自由に遊べることを優先した、この暮らしが我が家には合っていると感じています。
まとめ|リビングは、面積配分と周囲とのつながりで広く使った
我が家では、限られた面積をリビングへ配分しながら、和室や庭とつなげることで、リビング単体の畳数以上に広く使える空間を目指しました。
その結果、子どもたちが自由に動き回り、のびのび遊べる場所になりました。
一方で、家具や収納を置ける壁は少なくなりました。これについては、収納を分散させたり、エアコンの計画まで含めて考えたりすることで対応しています。
我が家が感じたのは、リビングの広さは、畳数だけでは決まらないということです。
どことつながるリビングにするのか。
その結果生まれる課題にどう対応するのか。
そこまで含めて考えることで、自分たちの暮らしに合ったリビングになるのだと思います。
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