はじめに
第1子が生まれたとき、私は育休を取りませんでした。
短時間勤務も、最初から使っていたわけではありません。
そもそも当時は、男性が育休を取るという発想自体が、ほとんどありませんでした。
迷うこともなく、「取らないのが当たり前」。
そんな感覚だったと思います。
でも実際に育児が始まると、その考え方は少しずつ変わっていきました。
この記事では、私が第1子では育休を取らず、第2子で1年間育休を取ると決めるまでに考えたことをまとめています。
「フォローではなく、夫婦で育てる」と考えるようになった記録です。
第1子のときは育休を取らなかった
第1子のとき、私は仕事を続けながら、できる範囲で育児に関わっていました。
もちろん、自分なりには手伝っていたつもりです。
でも、実際には妻の負担が大きく、どんどん疲れていく姿を間近で見ることになりました。
途中から短時間勤務に切り替え、育児に関わる時間は増えました。
それでも、ずっと「これでは足りていない」という感覚がありました。
第1子は、不妊治療を経て授かった子どもでした。
妻は、子どもが欲しいのにできない時期を経験していました。
だからこそ、ようやく授かった命という思いは、とても強かったと思います。
それでも、実際に育児が始まると、ワンオペに近い負担は想像以上でした。
あんなに望んで授かったはずなのに、育児を楽しめているようには見えない。
その姿を見て、私は少しずつ、
「フォローする」では足りない。
「2人で育てる」必要がある。
そう考えるようになりました。
第2子で育休を取ると決めた理由
そんな中で、第2子の妊娠が分かりました。
このときは、迷うことはありませんでした。
すぐに職場へ「1年間育休を取りたい」旨を伝えました。
まだ妊娠初期で、何があるか分からない時期ではありました。
それでも早く伝えたのは、人員配置には時間がかかると思ったからです。
当時、私の職場では男性が長期間育休を取る前例はほとんどありませんでした。
だからこそ、直前に伝えるのではなく、できるだけ早く意思表示しておく必要があると考えました。
短時間勤務ではなく、育休を選んだ理由
第1子のときに短時間勤務を経験して感じたのは、短時間勤務でも、仕事が必ず短く終わるわけではないということでした。
突発的な業務はあります。
帰りたい時間に帰れない日もあります。
周りに負担がかかる場面もあります。
もちろん、短時間勤務にも意味はあります。
ただ、我が家の場合、第2子が生まれたあとに必要だったのは、少し早く帰ることではなく、育児にしっかり入ることでした。
中途半端に働きながら何とかするより、育休を取って、職場にも人員配置を考えてもらう。
その方が、家庭にとっても職場にとっても現実的だと感じました。
そしてもう一つ、私自身が育児をしたいという気持ちも強くなっていました。
「手伝う」のではなく、
「自分も当事者として関わりたい」。
そう思うようになっていました。
実際には、出産直後からは入れなかった
本来は、出産直後から育休に入る予定でした。
ただ、実際には人員配置や業務の都合もあり、出産後1か月ほどは勤務を続ける形になりました。
正直に言えば、一番しんどい時期に育休が取れなかった、という思いはあります。
その期間は、妻の両親に泊まり込みでサポートしてもらいました。
ただ、職場もできる限り調整してくれていたので、お互いに折り合いをつけた結果だったと思っています。
我が家は、普段から近くに気軽に頼れる親族がいるわけではありません。
だからこそ、夫婦でどう育児に関わるかを、より強く考えるようになりました。
育休を取って感じたこと
実際に育休を取って感じたのは、我が家の場合、「取ってよかった」というより、「取るべきだった」に近い感覚でした。
特に大きかったのは、育児を1人で抱え込まないことの大切さです。
育児は、もちろん大変です。
でも本来は、ただこなすだけのものではなく、楽しめる時間でもあってほしいと思っています。
そのためには、1人で抱えるのではなく、夫婦で関わることが大事だと感じました。
特に、2歳と0歳の育児は本当に大変でした。
下の子にはどうしても手がかかります。
その分、上の子のケアが不足しがちになります。
この状況で、1人で両方を見続けるのは、かなり厳しいと感じました。
「1人でできる」は本当か?
もちろん、1人で育児をされている方もいます。
それは本当にすごいことだと思います。
ただ、我が家で実際に感じたのは、育児に関わる大人が増えるほど、少し余裕が生まれるということでした。
1人で育児を担わざるを得ない場面もあります。
でも、2人いれば、上の子にゆっくり向き合う時間が作れることがあります。
少し気持ちに余裕を持てることがあります。
子どもとの時間を、ただ「こなす」のではなく、ちゃんと味わえる場面が増えることがあります。
その差は、思っていた以上に大きいと感じました。
最後に
我が家にとって、男性育休は特別なものではなく、必要な選択肢でした。
第1子のときは、私は育休を取りませんでした。
その経験があったからこそ、第2子では、夫婦で育児に関わる時間をしっかり作りたいと思いました。
育児は、どちらかがフォローするものではなく、夫婦で一緒に担っていくもの。
そして、ただこなすだけのものではなく、楽しむものでもある。
今回の育休を通して、そのための時間と余裕を夫婦で作ることの大切さを感じました。
もちろん、家庭によって事情は違います。
それでも我が家の場合は、2人目で1年間育休を取ったことは、本当に大きな意味のある選択でした。
▶︎ パパ育休全体の記録はこちら
・【パパ育休まとめ】夫婦で1年間育休を取って感じたこと|2歳差育児と暮らしの記録
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