はじめに
家づくりの中で、我が家が特にこだわったものの一つが無垢床でした。
住友林業のモデルハウスで初めて裸足で歩いたとき、木の質感や足触りの心地よさに惹かれ、
「この床で暮らしたい。」
そう思ったことを今でも覚えています。

それから約3年。
子どもたちは、この床の上でハイハイを覚え、歩けるようになり、毎日遊びながら大きくなりました。
その過程でたくさん傷もつきました。
水ジミもあります。
子育て中だからこその現実もあります。
それでも我が家は、今も無垢床にしてよかったと思っています。
この記事では、子育て家庭として無垢床を選んで感じている魅力と、3年間暮らしてたどり着いた我が家の考え方を紹介します。
我が家が無垢床を選んだ理由
我が家が無垢床を選んだ理由は、とてもシンプルです。
モデルハウスで一目惚れしたからです。
木の質感。
裸足で歩いたときの心地よさ。
家全体に広がるやわらかい雰囲気。
その感覚が、とても印象に残りました。
コストや扱いやすさだけを考えれば、別の床材という選択もあったと思います。
それでも我が家は、「この床で暮らしたい」という気持ちを優先しました。
毎日目に入り、毎日触れる床だからこそ、家づくりの中でも妥協したくなかった部分でした。

一番良かったのは、子どもが無垢床で育ったこと
3年間暮らしてみて、一番良かったと感じているのは、子どもたちがこの床の上で育ったことです。

子どもは、大人が思っている以上に床の近くで生活しています。
寝返りを覚え、
ハイハイをして、
床に座って遊び、
寝転び、
兄弟でおもちゃを広げる。
大人にとって床は歩く場所ですが、子どもにとっては毎日を過ごす生活空間そのものです。
だからこそ、木の温かみや肌触りを感じながら育っていけることに、我が家は大きな価値を感じています。
振り返ってみると、子どもたちとの思い出の多くが、この床の上にありました。
子育てをしながら、無垢床と付き合ってきた
一方で、子どもと暮らす無垢床は、きれいなままではいられません。
傷もつきます。
水ジミもできます。
食べ物も落ちます。
それは、小さな子どもと暮らしていれば、ごく自然なことでした。
最初は、傷がつくたびに気になりました。
できれば、きれいな状態を保ちたい。
その気持ちは今でも変わりません。
ただ、床を守ることを優先しすぎると、
「それはダメ。」
「落とさないで。」
そんな場面が増えてしまいます。
我が家の家づくりのテーマは、「子育てしやすい家」でした。
だから、家を守るために子どもの遊びや経験まで制限したくはありませんでした。
そこで我が家は、
守れるところは守る。
それでもついてしまうものは、今は受け入れる。
そんな付き合い方をするようになりました。
ダイニングには透明マット。
リビングにはジョイントマット。
子どもが小さい今は、必要な場所だけ物理的に守っています。
一方で、マットを敷いていない場所につく傷や水ジミまで、すべてを防ごうとは考えなくなりました。
実際に3年間暮らして感じたことは、それぞれの記事で詳しく紹介しています。
無垢床の傷
おもちゃでどれくらい傷がつくのか。
普段の暮らしではどれくらい気になるのか。
︎▶︎ 無垢床の傷についてはこちら
・【無垢床の傷】子育て家庭の無垢床はどこまで傷つく?3年後の実例
無垢床の水ジミ
実際に残ったのは、大量にこぼした水ではなく、気づかなかった小さな水滴でした。
▶︎ 無垢床の水ジミについてはこちら
・【無垢床の水ジミ】大量にこぼした水より、気づかない水滴が残りやすかった
透明マットで守った場所
子どもが自分で食べる経験を大切にするため、我が家では透明マットを使っています。
一方で、長く使うことで床の色に違いも出ました。
▶︎ 透明マットで床を守った結果はこちら
・【無垢床のマット跡】透明マットを3年敷いて分かった床の色の変化
子育て家庭に無垢床はおすすめ?
子育て家庭に無垢床が向いているかどうかは、何を大切にしたいかで変わると思います。
傷や汚れがまったくつかない床ではありません。
新築時のきれいな状態をできるだけ長く保ちたい方や、細かな傷が大きなストレスになる方には、向かないかもしれません。
一方で、木の質感を感じながら暮らしたい。
子どもが床の上で過ごす時間を大切にしたい。
多少の傷や汚れよりも、家族で過ごす時間を優先したい。
そのように感じる方にとっては、無垢床はとても魅力のある選択肢だと思います。
我が家は、傷や汚れがつく現実も含めて、それでも無垢床を選んでよかったと思っています。
まとめ|傷や汚れはつく。それでも無垢床にしてよかった
傷はあります。
水ジミもあります。
マットを敷いている場所もあります。
それでも我が家は、無垢床にしてよかったと思っています。
我が家が大切に思うのは、「傷のない無垢床」ではありません。
この床の上で、子どもたちが成長してきた時間です。
ハイハイを覚えた日。
兄弟で遊ぶようになった日。
床に座っておもちゃを広げたり、窓の外を眺めたりして過ごした時間。
そのどれもが、この無垢床の上にありました。
もちろん、できればきれいに使いたいという気持ちはあります。
だから、傷や汚れが集中しやすい場所は守る。
それでもついてしまうものは、ある程度受け入れる。
3年間暮らして、我が家はそんな付き合い方になりました。
子育て中の無垢床は、きれいなままではいられません。
それでも、この床で子どもたちと過ごしてきた時間まで含めて、我が家は無垢床を選んだことを後悔していません。

▶︎ 設備・仕様全体の考え方はこちら
・【後悔しない設備・仕様まとめ】子育てしやすい家にするために選んだもの
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