結論|正直、借りすぎたと思っている
我が家は、約7,800万円の住宅ローンを組みました。返済期間は42年。
金利は固定金利で、当初10年は0.78%、その後は1.1%です。
率直な感想を言うと、
「借りすぎた」
と思っています。
もちろん、家そのものには満足しています。
子育てしやすい間取りにできたこと。
庭のある暮らしができたこと。
家族で過ごす場所ができたこと。
その選択自体は、今でもよかったと思っています。
ただ、毎月の返済やこれからの働き方、子育てにかかるお金を考えると、余裕がある住宅ローンだったとは言えません。
この記事では、住宅ローン7,800万円を組んで感じた後悔と、そこから家計を見直してきた話を書いています。
家づくり中は、お金の不安を見ないようにしていた
家づくりをしている時は、正直テンションが上がります。
理想の間取り。
理想の立地。
理想の設備。
子どもと暮らす未来のイメージ。
我が家も、子ども中心の家づくりをテーマにしていました。
子育てしやすい家にしたい。
家族で過ごしやすい場所を作りたい。
子どもたちが巣立ったあとも、帰ってこられる場所を作りたい。
そんな思いで家づくりを進めていました。
その結果、間取りも環境も、かなり理想に近い家ができました。
でもその一方で、お金の不安を少し見ないようにしていた部分もあったと思います。
「なんとかなるか」
「夫婦で働いていれば大丈夫だろう」
「今の収入なら返していけるはず」
そんな感覚は、正直ありました。
家づくり中は、目の前の打ち合わせや選択に必死で、その後の長い返済生活まで具体的に想像しきれていなかったのだと思います。
住み始めてから、住宅ローンの重さを感じた
実際に住み始めてから、少しずつ住宅ローンの重さを感じるようになりました。
毎月の返済額を見るたびに、
「本当にこのまま払い続けられるのか」
と考えることがありました。
特に我が家は、家を建てた後に育休を取り、収入が減った時期もありました。
そのタイミングでは、住宅ローンの重さをかなり強く感じました。
フルタイムで働いている時の世帯年収を前提にすれば、返せる計算ではありました。
でも、子どもが生まれると、働き方は変わるかもしれません。
育休を取るかもしれません。
時短勤務を考えるかもしれません。
もっと子どもとの時間を取りたいと思うかもしれません。
家を建てた時点の収入だけで考えるのではなく、その後の働き方や収入の変化まで考えるべきだった。
今振り返ると、そう感じています。
不安から逃げずに、まず数字を見た
住宅ローンへの不安が出てきた時に、やってよかったと思っていることがあります。
それは、不安から目をそらさなかったことです。
毎月の収入。
住宅ローンの返済額。
保険。
通信費。
食費。
教育費。
投資。
固定費。
変動費。
とにかく、家計の数字を一度見えるようにしました。
なんとなく不安な状態が、一番しんどいです。
何がどれくらい苦しいのか。
毎月どれくらい残るのか。
どこに無理があるのか。
どこを見直せるのか。
それが分からないままだと、不安だけが大きくなっていきます。
でも、数字で見えるようになると、少し冷静に考えられるようになりました。
厳しい。
でも、今すぐ破綻する状態ではない。
見直せるところはある。
コントロールできる部分もある。
そう分かったことは大きかったです。
まず見直したのは固定費だった
家計を見直す中で、まず意識したのは固定費でした。
食費や娯楽費を削ることもできます。
でも、毎日の満足度が下がりやすいのも事実です。
一方で、固定費は一度見直せば、その効果が毎月続きます。
保険。
通信費。
サブスク。
車関係の費用。
このあたりを一つずつ見直しました。
例えば、自動車保険はダイレクト型へ見直しました。
生命保険も、必要以上に入りすぎていないか確認しました。
サブスクも、本当に使っているものだけに整理しました。
固定費は、見直すだけで毎月数万円単位で変わる可能性があります。
しかも、一度見直せば、その後も効果が続きます。
住宅ローンそのものをすぐに減らすことは難しいです。
だからこそ、まずは自分たちで動かせる固定費から整えることが大事だと感じました。
通信費も見直した
通信費も見直しました。
以前は、大手キャリアを使っていて、毎月それなりの金額がかかっていました。
そこから格安SIMへ変更し、通信費をかなり下げました。
月に数千円かかっていたものが、約1,000円程度になる。
それだけでも、年間で見ると大きな差になります。
さらに現在は、楽天の株主優待も使いながら、通信費をかなり抑えています。
通信費は、生活の満足度を大きく下げずに見直しやすい固定費の一つでした。
住宅ローンの不安がある中で、こういう毎月確実に出ていくお金を下げられたことは、家計管理の安心感につながりました。
NISAは、家計を整えた後の将来への備えとして始めた
家計を見直す中で、NISAも始めました。
ただし、NISAを始めたから住宅ローンの不安が消えた、というわけではありません。
まず大事なのは、毎月の収支を把握すること。
固定費を見直すこと。
生活が崩れない範囲で家計を整えること。
その上で、将来への備えとして投資も考えるようになりました。
住宅ローンを抱えながら、教育費や老後資金も考えないといけません。
収入だけに頼るのではなく、少しずつ資産形成もしていく。
その意識を持つようになったことは、住宅ローンへの不安と向き合う中で大きな変化でした。
固定費の見直しは、家計を守るための土台。
NISAは、将来の選択肢を少しずつ増やすための備え。
我が家では、そんな位置づけで考えています。
年収だけでなく、将来の働き方まで考えるべきだった
家を建てた当時の世帯年収は、夫婦ともにフルタイムで働いている状態で、約1,100万〜1,200万円ほどでした。
その収入を前提にして、約7,800万円の住宅ローンを組みました。
数字だけを見れば、返済できる計算ではありました。
でも、家計はその時点の年収だけで考えるものではありません。
子どもが生まれる。
育休を取る。
時短勤務を考える。
残業を減らしたくなる。
子どもとの時間を優先したくなる。
そういう変化が起きる可能性もあります。
我が家も、子どもが生まれてから、仕事や時間に対する考え方が大きく変わりました。
もっと子どもとの時間を取りたい。
でも住宅ローンが不安で、簡単には働き方を変えられない。
そう感じる場面もあります。
住宅ローンを考える時は、今の収入だけではなく、将来どんな働き方をしたいのかまで含めて考える必要があったのだと思います。
不安はゼロではない。でも、分からない不安は減った
住宅ローンへの不安が、完全になくなったわけではありません。
7,800万円という金額は、今考えても大きいです。
正直、借りすぎたと思う気持ちもあります。
でも、家計を見直したことで、分からない不安はかなり減りました。
毎月いくら入ってくるのか。
いくら出ていくのか。
固定費はどれくらいか。
どこを見直せるのか。
投資や貯蓄にどれくらい回せるのか。
そういうことが見えるようになったことで、漠然とした怖さは小さくなりました。
厳しいけれど、コントロールできる。
不安はあるけれど、向き合うことはできる。
その感覚を持てるようになったことが、我が家にとっては大きかったです。
最後に|住宅ローンは、組んだ後の向き合い方も大事
住宅ローンは、できれば組みすぎない方がいい。
これは正直に思います。
ただ、今は住宅価格も高くなりやすく、家づくりを考えると、どうしてもローンの額が大きくなりやすい面もあります。
だからこそ、借りる前にしっかり考えることはもちろん大事です。
でも、すでに組んだ後なら、そこからどう向き合うかも大事だと思います。
不安から逃げない。
収支を見る。
固定費を見直す。
将来の働き方も考える。
自分たちでコントロールできる部分を増やしていく。
それだけでも、住宅ローンへの向き合い方は変わります。
我が家も、不安がゼロになったわけではありません。
それでも、この家での暮らしには満足しています。
この先どうなるかは分かりません。
でも少なくとも今は、家計を見ながら、自分たちでコントロールできている感覚があります。
住宅ローンに不安がある方は、まずは一度、毎月の収支を書き出してみるだけでもいいと思います。
なんとなく怖い状態から、少しずつ見える状態にする。
そこから、できることが見えてくるのだと思います。
このブログの入口
このブログでは、子育てをきっかけに始まった家づくり、共働きでの子育て、家計やお金のこと、そして日々の子どもたちとの記録をまとめています。
家づくりのこと
子育てしやすい平屋を目指して考えた、間取り・収納・設備・外構・庭づくりの記録です。
家を建てるまでに悩んだことや、実際に暮らして感じたことをまとめています。
子育てのこと
夫婦で育休を取った時間、共働きで感じていること、子どもの成長と向き合う日々をまとめています。
うまくいったことだけでなく、迷ったことや悩んだことも含めて残しています。
家計・お金のこと
住宅ローン、教育費、資産運用、共働き家計など、子どもとの暮らしを支えるお金のことを整理しています。
正解を示すというより、我が家がどう考え、どう選んできたかを記録しています。
いくぱぱ日記
登園前の散歩、庭遊び、保育園での出来事、子どもたちとの何気ない日々を残している記録です。
あとから読み返したときに、その時の空気を思い出せるような日記として書いています。
この記事を書いた人
共働きで2人の子どもを育てながら、家づくり・子育て・家計・日々の記録をブログに残しています。
▶ はじめまして|プロフィールはこちら