
はじめに
家づくりで意外と悩むのが、照明計画です。
間取りやキッチン、外観ほど目立つ存在ではありませんが、住み始めると毎日使うものです。
明るさ、使いやすさ、雰囲気まで、照明は暮らしやすさにかなり影響します。
我が家は住友林業で建てており、照明についても専属のインテリア担当の方と相談しながら決めました。
この記事では、実際に住んでみて感じた、やって良かったこと、もう少し考えても良かったこと、照明計画で失敗しにくくするために意識したいことをまとめます。
結論:照明は迷ったら少し多めがおすすめ
まず一番感じているのは、照明は迷ったら少し多めにした方が後悔しにくいということです。
我が家も「明るめが好き」と伝えて、全体的に照明はしっかり入れました。
それでも今、「ここはもう少し明るくても良かったかも」と感じる場所があります。
後から照明を増やすのは簡単ではなく、配線工事や天井補修が必要になることもあります。
だからこそ、新築時点では少し余裕を持たせておいた方が安心だと感じました。
特に、明るさに不安がある場所や、作業をする場所は慎重に考えておいた方がいいと思います。
明るさは数より配置が大事
実際に住んでみて、少し暗いと感じる場所のひとつが、キッチン横の通路部分です。
キッチン上にはダウンライトを配置していますが、ダウンライトは光が下方向に集まりやすいため、少し横に外れた通路部分までは届きにくい印象があります。
さらに、レンジフードや浮かせたカップボードの影響で、体感的に少し暗く感じる部分もあります。
照明は数を増やせばいいというより、どこを照らしたいのかまで考えることが大事でした。
キッチンであれば、調理する場所、通路、収納の前、手元の明るさ。
それぞれ必要な明るさが違います。
照明計画では、部屋全体の明るさだけでなく、実際に人が立つ場所や作業する場所まで想像しておくと後悔しにくいと思います。

間接照明は満足度が高い
我が家では、リビング天井と玄関のウッドタイル部分に間接照明を入れました。
これは正直、かなり満足度が高いです。
夜になると空間がやわらかく見えて、一気に雰囲気が良くなります。
来客時にも褒められることが多く、やってよかった照明のひとつです。
おしゃれにしたい、ホテルライクな雰囲気が好き、夜の空間を落ち着かせたい。
そういう人には、間接照明はかなりおすすめだと感じています。

ただし、間接照明だけでは暗い
一方で、間接照明は雰囲気を作る照明であって、生活のための主照明ではないとも感じています。
読書、作業、片付け、子どもの世話などを考えると、間接照明だけでは明るさが不足しやすいです。
我が家の場合も、間接照明だけで生活するというより、ダウンライトやペンダントライトと組み合わせて使っています。
雰囲気を作る照明と、作業しやすい照明は分けて考えた方が使いやすいです。
間接照明はかなり満足度が高いですが、それだけに頼りすぎないことも大事だと思います。
ペンダントライトはおしゃれさと実用性がある
我が家では、キッチン上にペンダントライトを採用しました。
ダイニングではなく、流しや調理スペースの手元灯として使う目的です。
見た目のアクセントとしても気に入っていますが、実用性もあります。
キッチンに立つ時に手元が明るくなるので、調理中の補助照明としても役立っています。
また、料理には温かみのある色味が合うとのことで、ペンダントライトは温白色寄りにしました。
一方で、リビング側は白系の照明を使うことが多いため、色味が混ざる形になります。
導入前には違和感が出ないか確認しましたが、実際には大きな問題はありませんでした。
普段から常時点けるというより、キッチンに立つ時に使うことが多く、おしゃれさと実用性を兼ねた照明という感覚です。

照明の色は自分の好みでいい
照明の色には、昼光色、電球色、温白色などがあります。
我が家はもともと白い光が好きでした。
担当の方からは「電球色の方が落ち着きますよ」とおすすめもいただきましたが、最終的には調光・調色タイプを採用しました。
結果として、普段はほぼ白系で使っています。
一時期、子どもの寝つき用に電球色も試しましたが、我が家ではそこまで大きな差は感じませんでした。
結局、自分たちが落ち着く色に戻るのだと思います。
照明の色は、一般的な正解よりも、自分たちが心地よく過ごせるかを大事にしていいと感じました。
迷うなら調光・調色タイプは便利
調光・調色タイプは、採用してよかったポイントです。
明るくしたい時、夜に少し落ち着かせたい時、子どもが寝た後に暗めにしたい時など、生活に合わせて変えられます。
照明は後から変えにくい部分なので、迷うなら対応タイプにしておく価値は高いと思います。
我が家も、最終的には白系で使うことが多いですが、選べる余地があること自体は安心感があります。
ただし、調光・調色タイプは価格が上がります。
好みがはっきりしている場合は、通常タイプでも十分だと思います。
センサーライトは通過する場所に付けて正解だった
センサーライトは、かなりおすすめできる設備のひとつです。
我が家では、留まる場所はセンサーなし、通過する場所はセンサーあり、という考え方で決めました。
リビング、寝室、洗面所、トイレのように、しばらく過ごす場所はセンサーなし。
玄関や、トイレからお風呂へ向かう通路のように、通過する場所はセンサーありにしています。
これがかなり快適でした。
通るだけの場所でスイッチ操作がいらないのは、想像以上に便利です。
特に夜間や、子どもを抱っこしている時、荷物を持っている時には助かります。
センサーライトは、場所を選べばかなり満足度が高いと感じました。
ヌックのような空間は少し暗めが心地よい
我が家には、小さなヌックのような空間があります。
ここはリビングのように明るくするより、少し落ち着いた明るさの方が使いやすいと感じています。
くつろぐ。
子どもと座る。
少し一人になる。
そんな時間にちょうどいい場所になっています。
家全体を同じ明るさにするのではなく、場所ごとに役割を変えることも大事だと感じました。
明るくする場所と、少し暗めで落ち着く場所。
このメリハリがあると、家の中で過ごし方の幅が広がります。

軒天ライトは暮らしの幅が広がった
外まわりでは、軒天ライトも付けました。
これが意外と良かったです。

夜に少し庭へ出る時、子どもと外気を吸う時、寝かしつけ前に気分転換したい時などに役立っています。
外構ライトは見た目用と思われがちですが、実用性も高いと感じました。
特に庭で過ごす時間を大事にしたい家庭なら、外の照明も早めに考えておくと良いと思います。
室内だけでなく、外とのつながりまで含めて照明を考えると、暮らしの幅が広がりました。

まとめ
住んでみて感じた、後悔しにくい照明計画のポイントは、迷ったら少し多めにすることです。
ただし、明るさは数だけでなく、どこを照らすかという配置も大事でした。
間接照明は満足度が高いですが、それだけでは暗い場面もあります。
ダウンライト、ペンダントライト、間接照明を組み合わせて考えると使いやすいです。
照明の色は、自分たちの好みで選んでいいと思います。
迷うなら調光・調色タイプは便利ですが、好みがはっきりしているなら通常タイプでも十分です。
センサーライトは通過動線にかなり向いています。
ヌックのような場所は少し暗めにすると落ち着きますし、軒天ライトのような外照明は暮らしの幅を広げてくれます。
照明は目立たないようで、暮らしやすさにかなり影響します。
後から変えにくい部分だからこそ、家づくり中にしっかり考えておく価値があると感じました。
これから家づくりをする方の参考になれば嬉しいです。
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