育児パパ

【パパ育休】男性育休の見えないハードル|職場と周囲の反応で感じたこと

はじめに

男性が育休を取ることについて、自分の経験をもとに書いてみようと思います。
私が育休を取ったのは、約3年前です。

その頃には、「男性も育休を取る」という流れ自体は、少しずつ出てきていました。
制度としても、男性が育休を取ることはできます。

ただ、実際に自分が取る側になってみると、制度があることと、取りやすいことは少し違うと感じました。

私の職場では、当時、男性が長期間育休を取る前例はありませんでした。
強く反対されたわけではありません。
それでも、どこかに「まだ当たり前ではない」という空気はありました。

この記事では、男性育休を取る前後に感じた、そうした見えないハードルについて書いています。

育休は取って本当に良かった

まず最初に書いておきたいのは、私は育休を取って本当に良かったと思っているということです。

子どもと過ごす時間。
夫婦で育児に向き合う時間。
上の子としっかり関われた時間。

どれも、育休を取らなければ得られなかった時間だったと思います。

ただ一方で、「取るまで」のハードルは確実にありました。

育休を取ることを決めるまで。
職場に伝えるまで。
周囲に説明するまで。

そこには、制度の説明だけでは見えない難しさがありました。

職場に伝えるハードル

育休を取りたい。

そう思っても、それを職場に伝えるのは、やっぱり少し緊張しました。

私の場合はありがたいことに、上司は理解がありました。
人員の調整や業務の整理もしてもらい、環境としてはかなり恵まれていたと思います。

それでも、前例がないという空気は確実にありました。

「男性が1年間育休を取る」

それが、当たり前に受け止められる状況ではなかったと思います。

反対されたわけではない。
でも、自然なこととして流れていくわけでもない。

制度上は取れる。
でも、職場の中でどう受け止められるかは分からない。

この微妙な空気が、男性育休の見えないハードルの一つだったと感じています。

周囲の反応で感じたこと

職場だけでなく、周囲の反応にも印象に残っているものがあります。

「奥さんも育休を取るのに、なんで取るの?」
「そこまで必要?」

そう聞かれることがありました。

悪気があったわけではないと思います。
普通に疑問として聞かれただけだったのだと思います。

でも、その質問の中には、どこかに「育児の中心は母親」という前提があるように感じました。

母親が育休を取ることには、あまり理由を求められない。
でも、父親が育休を取るとなると、理由を求められる。

そこに、男性育休の難しさがあるように思いました。

ママの育休は前提、パパの育休は選択

育休を取る前に感じた大きな違いは、ここでした。

ママの育休は前提。
パパの育休は選択。

この空気は、まだ残っていると感じました。

もちろん、家庭によって事情は違います。
母親が必ず育休を取るべきという話でもありません。
父親が必ず長期間取るべきという話でもありません。

ただ、同じ親であるはずなのに、母親の育休と父親の育休では、周囲からの見られ方が違う。

父親が育休を取るには、まだ「理由」がいる。

そのこと自体が、見えないハードルなのだと思います。

取ったあとに感じた違和感

育休を取ってからも、違和感を覚える場面はありました。

子どもを連れて散歩する。
保育園の送り迎えをする。
子どもと公園に行く。

そういうことをしているだけで、「すごいね」「パパ頑張ってるね」と言われることがありました。

もちろん、そう言ってもらえること自体はありがたいです。

でも、同じことを母親がしていても、ここまで言われることは少ないのではないかと思いました。

父親が育児をすると、特別に見られる。
母親が同じことをしても、当たり前に見られやすい。

このギャップは、かなり大きいと感じました。

まだ残る「手伝う側」という空気

男性育休を取って感じたのは、父親が育児をすることへの見方が、まだ完全には変わっていないということです。

父親が育休を取ると「そこまで必要?」と聞かれる。
一方で、実際に育児をしていると「すごいね」と言われる。

どちらも根っこは同じなのかもしれません。

父親が育児の中心にいることが、まだ当たり前ではない。

その空気が、育休を取る前にも、取った後にも、形を変えて出てくるのだと思います。

最後に

私は、育休を取って本当に良かったと思っています。

ただ、取ってみて感じたのは、男性育休にはまだ見えないハードルがあるということでした。

職場に前例がないこと。
周囲から理由を求められること。
ママの育休は前提で、パパの育休は選択のように見られること。
父親が育児をすると、当たり前のことでも特別に見られること。

そうした一つひとつの空気が、男性育休の取りづらさにつながっているのだと思います。

それでも、育休はとても貴重な時間でした。

子どもと過ごす時間。
夫婦で育児に向き合う時間。
父親として、育児を自分ごととして経験する時間。

その価値は、とても大きかったです。

だからこそ、男性が育休を取ることに、ここまで説明や覚悟が必要ない社会になってほしいと思います。

父親が育児をすることが、特別ではなく当たり前になる。
そんな空気が、少しずつ広がっていけばいいなと思っています。

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【パパ育休まとめ】夫婦で1年間育休を取って感じたこと|2歳差育児と暮らしの記録

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