育児パパ

【子どもの吃音】2歳の頃に言葉が出にくくなった時、親として感じたこと

少しセンシティブな内容なので、公開するか迷いました。

ただ、我が家でも当時かなり不安になったことなので、同じように悩んでいる方の参考になればと思い、残しておきます。


長男が2歳の頃、少しずつ言葉が増えてきた時期でした。

最初は、少し言葉につっかえることがある。

そのくらいでした。

「話し始めだし、こんなものかな」

正直、最初はその程度に思っていました。

ただ、それが1週間ほど続いた頃、妻とも話をしました。

「最近、ちょっとつっかえてるよね」

2人とも気にはなっていましたが、この時点では、まだそこまで深刻には捉えていませんでした。

言葉のつっかえが気になり始めた

少し調べてみると、言葉を話し始める時期に吃音のような症状が出ることはある、と書かれていました。

また、自然に落ち着くこともある。

そういう情報を見て、少し安心したのを覚えています。

ただ一方で、そのまま続く場合もある。

そう書かれていたのも事実でした。

それでも当時は、まだ「様子を見よう」という気持ちの方が大きかったと思います。

でも、ある時から状況が変わりました。

言葉が出てこなくなった

それまでは「つっかえる」くらいだったものが、言葉を出そうとしても出てこない。

そんな場面が出てくるようになりました。

印象に残っているのが、雷の話をしていた時です。

「雷って言ってみて」と言うと、

「か……か……か……」

そこから先の言葉が出てこない。

最終的には、苦しそうに「声がわからない」と伝えてきました。

その姿を見た時、初めて強い不安を感じました。

初めて強い不安を感じた瞬間

それまでは、子どもは少しずつできることが増えていくものだと思っていました。

言葉も、できないことができるようになっていく。

そういう成長ばかりを見てきました。

でもこの時、初めて「できるようになったことが、うまくできなくなる」様子を目の当たりにしました。

そのギャップに、不安と心配が一気に押し寄せてきました。

このままで大丈夫なのか。

何かした方がいいのか。

親として、どう受け止めればいいのか。

一気に分からなくなった感覚がありました。

行政の相談窓口に相談した

すぐに行政の相談窓口を利用し、心理士の方に相談しました。

そこで言われたのは、当時の年齢では、基本的には見守ることが中心になる、ということでした。

そして、もう一つ印象に残っている言葉があります。

吃音は、本人に意識させることで強くなることがある。

だから、親も気にしすぎない。

本人にも必要以上に触れない。

そう教えてもらいました。

もちろん、それで不安がすべて消えたわけではありません。

でも、親としてどう関わればいいのか、一つの方向が見えたことは大きかったです。

保育園にも共有した

保育園にも状況を伝え、同じように対応してもらいました。

先生方はとても丁寧に対応してくださり、全職員で共有してくれました。

日々の様子も、細かく報告してくれました。

保育園では、こうした場面は決して珍しいことではないのかもしれません。

それでも、親身になって一緒に心配してくださったことは、本当にありがたかったです。

家庭だけで抱え込まなくてよかった。

今振り返ると、そう感じています。

良くなったり悪くなったりを繰り返した

その後、状態は良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら、1年ほど続きました。

調子がいい時期もあれば、また気になる時期もある。

そのたびに、こちらも不安になりました。

それでも結果として、今は吃音はなくなっています。

言葉も、問題なく話せるようになりました。

自然に落ち着いてほしいと思っていた

吃音が残ることについて、良い・悪いと簡単に言えるものではないと思っています。

実際に吃音と付き合いながら過ごしている方もいますし、それぞれの向き合い方があるものだと思います。

ただ、それでも親としての本音を言えば、

自然と落ち着いてくれたらいいな。

そう思っていました。

これは、きれいごとではなく、当時の正直な気持ちです。

見守るしかないことが一番つらかった

当時を振り返ると、一番つらかったのは「見守るしかない」と感じたことでした。

何かできることがあればいいのに、はっきりとした解決策があるわけではない。

気にしすぎてはいけない。

でも、気にならないわけがない。

その間で、親としてかなり揺れていました。

でも今思うのは、あの時、周りの支えがあったことが大きかったということです。

心理士の方の言葉。

保育園の対応。

夫婦で共有できたこと。

一人で抱え込まずに済んだこと。

それが、親としての不安を少し支えてくれていたのだと思います。

同じように悩んでいる方へ

同じように悩んでいる方へ、私から言えることは多くありません。

我が家の場合は、結果として自然に落ち着きました。

でも、その間に不安になるのは当然だと思います。

「様子を見ましょう」と言われても、親としては心配になります。

何もできないように感じる時間は、とても苦しいです。

だからこそ、一人で抱え込まないこと。

相談できる場所に相談すること。

保育園や家族と共有すること。

それだけでも、親の不安は少し変わるのではないかと思います。

これはあくまで我が家の一例です。

それでも、どこかで同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。


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