家計

【住宅ローンの金利選び】我が家が固定金利を選んだ理由

金利について何も考えていなかった最初の頃

正直に言うと、家づくりを始めた頃、住宅ローンの金利についてはほとんど考えていませんでした。

というのも、我が家はもともと計画的に家づくりを進めていたわけではありません。
子どもが生まれて、暮らし方を考えるようになり、そこから思いつきのように「家を建てよう」となりました。

そこから一気に話が進みました。

モデルハウスを回る。
住友林業に決める。
間取りを考える。
設備を選ぶ。
金額を見直す。

とにかく考えることが多すぎて、将来の金利までじっくり考える余裕はありませんでした。

そして、間取りや仕様がある程度固まってきた頃に、ようやく、

「お金を借りる」

という現実に向き合うことになりました。

固定金利と変動金利があることを知った

その時に初めて、住宅ローンには固定金利と変動金利があることをきちんと意識しました。

固定金利は、基本的に返済額が決まっていて安心しやすい。
変動金利は、金利が低い分、将来上がる可能性がある。

ざっくり言えば、そういう違いでした。

ただ、当時はゆっくり考える時間がほとんどありませんでした。

住宅営業さん。
FPさん。
YouTube。
ネットの情報。

見たり聞いたりした範囲では、変動金利をすすめる意見がかなり多かった印象です。

その流れもあり、最初は、

「時間もないし、とりあえず変動で組んで、あとで考えればいいか」

くらいに思っていました。

不安になって、自分で計算してみた

ただ、借りる金額が大きい分、不安はありました。

住宅ローンは、少し金利が変わるだけでも、毎月の返済額や総返済額が大きく変わります。

そこで、自分でも金利について調べて、試算してみることにしました。

変動金利がどこまで上がったら、毎月の返済額はどうなるのか。
仮にかなり高い金利になった場合、我が家の家計で耐えられるのか。

そうやって計算してみると、到底返済できる金額には思えませんでした。

もちろん、そんなに金利が上がるとは限りません。
「そこまで上がる可能性は低い」という意見も多く見ました。

それでも、万が一そうなった時に、我が家の家計ではかなり厳しい。
家族を巻き込んで生活が崩れるような選択は避けたい。

そう感じました。

契約直前で、固定金利に切り替えた

実はその時、すでに変動金利で契約寸前まで進んでいました。

銀行との話もほぼ終わり、あとは契約書にサインするだけ。
そのくらいの段階でした。

でも、どうしても不安が残りました。

そこで、契約直前になって、

「やっぱり固定金利に変えてもいいですか」

とストップをかけました。

ちょうどその頃、海外の金利が大きく上がっているニュースも見ていました。

日本の住宅ローン金利が同じように動くとは限りません。
でも、金利が大きく変わること自体は、ありえない話ではない。

そう感じたことも、判断に大きく影響しました。

そして最終的に、我が家は固定金利に切り替えることにしました。

2年経って感じていること

我が家が選んだ固定金利は、当初10年が0.78%、その後が1.1%という条件でした。

当時は、変動金利の方が安いという意見も多く、正直迷いはありました。

実際、金額だけで見れば、変動金利を選んだ方が安く済んだ可能性もあります。

どちらが得だったかは、最後まで返済してみないと分かりません。
金利の動きは、誰にも正確には読めないからです。

ただ、2年住んだ今感じているのは、固定金利にしたことで得られた安心感はかなり大きかったということです。

金利が上がるかどうかを気にしながら暮らさなくていい。
毎月の返済額が大きく変わらない。
社会情勢に振り回されすぎずに、仕事や育児に集中できる。

これは、想像していた以上に大きな価値でした。

固定金利は、我が家にとって安心のための選択だった

正直なところ、固定金利と変動金利のどちらが正解だったのかは、今でも分かりません。

もしかすると、結果的には変動金利の方が安かったということもあると思います。

でも、我が家の場合は、金額の安さだけでは決められませんでした。

万が一、金利が大きく上がった時に、生活が崩れる可能性がある。
その不安を抱えたまま暮らすことが、自分にはかなり負担になりそうでした。

だから、固定金利を選びました。

火災保険や自動車保険と同じように、起こるかどうか分からないリスクに備える。
我が家にとって固定金利は、安心して暮らすための保険に近い選択だったのだと思います。

金利に正解はない。安心して暮らせる方を選んだ

住宅ローンの金利選びに、絶対の正解はないと思います。

変動金利には、金利が低いという大きなメリットがあります。
固定金利には、返済額が変わりにくいという安心感があります。

どちらが合うかは、借入額、家計、収入、性格、リスクの感じ方によって変わります。

我が家の場合は、少し高くなったとしても、返済額が見通せる方が安心して暮らせると感じました。

得か損かだけで考えると、最後まで答えは出ないかもしれません。

でも、住宅ローンは長く付き合うものです。

だからこそ、我が家は、

「自分たちが安心して暮らせるか」

という視点で、固定金利を選びました。

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