今日、長男が急に、
「引っ越したい」
と言い出しました。
注文住宅で家を建てて、まだ数年。
この家で家族の暮らしを整えてきた身としては、
え?どうしたん?何かあった?
と一瞬ドキッとしました。
家が嫌になったんだろうか。
少し焦りながら理由を聞いてみました。
理由は、スーパーでした
話を聞いてみると、
友達の家はスーパーの近くにあって、
すぐ買い物に行けるのが羨ましかったようです。
でも、
「引っ越したらこの家じゃなくなるよ?」
と伝えると、長男は少し考えて、
「それはいや」
そして続けて一言。
「じゃあ家ごと引っ越そう。クレーン車呼んで。」
いや発想が自由すぎる。
安心したけど、少し考えた
今回は笑えるやり取りでした。
でも実は、この会話で少し思い出したことがありました。
家を建てる時に考えていたこと
転勤のある我が家が家を建てる時、
一番大きかった想いは、
子どもの拠点を作ってあげたい
ということでした。
- 同じ地域で育つこと
- 幼なじみがいること
- 帰ってこられる場所があること
そういう“故郷のような場所”を作ってあげたい。
そう考えました。
持ち家だからこその迷い
ただ、家を建てる時に考えていたのは、
転勤のことだけではありませんでした。
もうひとつ頭にあったのが、
子どもの事情で、環境を変えた方がいい時が来るかもしれない
ということです。
たとえば将来、
- 学校に馴染めなかったら
- 周囲の環境がどうしても合わなかったら
- 子どもが苦しんでいたら
その時、
引っ越す。
転校する。
生活の場所そのものを変える。
そんな選択肢が必要になる可能性も、ゼロではありません。
賃貸であれば、比較的動きやすいかもしれません。
でも住宅ローンがあり、家があると、
その判断はどうしても重くなります。
だからこそ、
持ち家にすることで、子どものための選択肢を狭めてしまわないか。
そこは、家を建てる時に何度も考えました。
そしてその問いには、
今もまだ答えが出ていません。
家のために生きるわけじゃない
家は大事です。
たくさん考えて、悩んで、建てた家です。
家族の思い出も日々増えています。
でも、
家のために生きているわけではありません。
子どものために、家族のために建てた家です。
もし本当に何かあった時は、
その時に一番良い選択を考えたい。
そう思っています。
今日の一言で思い出したこと
いつもそんなこと考えている訳ではありません。
毎日の暮らしに追われて、
子どもたちと笑って、寝かしつけて終わる日々です。
でも今日、長男の
「家ごと引っ越そう」
という一言で、
家を建てた時に考えていたことを思い出しました。
今回は、笑い話でした
今日の理由は、スーパーが近いのが羨ましかったから。
親としても、笑って聞ける話でした。
でもいつか、
本当に環境を変える決断が必要になる日が、来るのかもしれません。
その時は、
家ではなく、家族を主語にして考えたい。
そんなことを少し思った出来事でした。