育児パパ

【パパ育休】子どもの歩く速度で、毎日を過ごしていた

次男が生まれた時。

我が家は夫婦で育休を取る決断をしました。


授乳など妻でないとできないことがあり、

自然と、妻が次男、私が長男をみる。

そんな役割分担になることが多かったです。

その頃、毎日の日課になっていたのが、
長男との夕方の散歩でした。

長男との夕方の散歩が、毎日の日課だった

長男は当時2歳半。

一人で歩けるようにはなっていましたが、
まだまだ甘えたい時期でもありました。

「抱っこー」

と言われることも多く、

行きは歩いて、
帰りは抱っこ。

そんな散歩になることがほとんどでした。

時間にすると、だいたい一時間くらい。

ただ、言うほど楽ではありません。

散歩の一時間って、結構長いんです(笑)

でも育休中だったからこそ、
その時間を、ゆっくり楽しめていた気がします。

行き先のない散歩だった

特に目的地がある訳ではありません。

「今日はこっち行ってみようか」

「今日は線路の方行こうか」

そんな感じで、その日の気分で

方角だけ決めて、歩いていました。

線路沿いの道。

近所の川。

田んぼ道。

気づけば、普段なら通らないような小道に入っていくことも増えました。

おかげで、今住んでいる地域の道には、
かなり詳しくなった気がします(笑)

子どもと歩くと、見える景色が変わる

今振り返って一番印象に残っているのは、

“どこへ行ったか” ではなく、

“何を見ながら歩いたか”

道ばたの花。

テントウ虫。

水の流れ。

電車。

普段なら、何も考えず通り過ぎていた景色。

でも、子どもと歩くだけで、
見える景色が違いました。

「ここに虫いる!」

「お花!」

そんな一言で、何度も足を止める。

一人で歩いていると
立ち止まらなくなったような場所でした。

自分自身も、少し童心に返っていた

そうやって子どもと歩いていると、
自分自身も、童心に返る感覚がありました。

「あー、子どもの頃って、こういうところ見てたな」

そんなことを、思い出していました。

ただ散歩しているだけ。

でも、その時間の流れ方は、
普段の生活とはまるで違っていました。

とは言え、毎日は大変

そうは言っても、毎日続けるのは大変です。

疲れている日もあるし、

「今日はしんどいな」と思う日もありました。

「頼むから今日は歩いてくれぇ…!」

と思いながら抱っこしていた日もあります(笑)

それでも、

「お散歩いこー!」

と楽しみにしてくれていたので、

ほとんどの日は出かけていたと思います。

雨の日は傘をさして歩き、

夕焼けの日は、
空を見ながらゆっくり歩く。

そんな時間も、
今思うと特別だった気がします。

今思うと、“特別な場所”はいらなかった

育休を取る前は、

「いろんな場所へ連れて行って、
いろんな経験をさせてあげないと」

という気持ちもありました。

でも実際に過ごしてみると、
2〜3歳くらいの子どもって、
近所を歩くだけでも毎日楽しそうなんですよね。

虫を探す。

花を見る。

電車を見る。

水たまりを覗く。

それだけで、
毎日違う発見をしていました。

「どこかへ連れて行かなきゃ」

と思っていたのは、
大人だけだったのかもしれません。

育休だったからこそ、持てた時間

今では共働きで、平日にそんな時間を取るのは、
なかなか難しくなりました。

土日も疲れ果てて、
いつも散歩へ行ける訳ではありません。

それでも、今では次男も一緒に連れて、
できるだけ歩くようにしています。

今思うと、
あの頃は、

“子どもの歩く速度”

で、毎日を過ごしていました。

急がない。

効率を求めない。

立ち止まる。

寄り道する。

そんな時間でした。

もちろん、
今も毎日が大切な時間です。

でも、
あの頃の、
ただ子どもと並んで歩いていた時間には、
あの時期ならではの空気があった気がします。

今でも、夕方の道を歩くと、
ふと思い出すことがあります。

-育児パパ