はじめに
書斎やヌックは、家づくりの中でも人気のある空間だと思います。
「家でも作業ができる場所がほしい」
「自分の時間を持ちたい」
そんな思いから検討する方も多いのではないでしょうか。
我が家も同じように考えて、寝室の横に約3畳の書斎スペースを作りました。
さらに、その空間にヌックの要素も取り入れています。
ただ、実際に住んでみると、想定していた使い方とは少し違う結果になりました。
この記事では、我が家の書斎+ヌックを実際に使ってみて感じたことを、子育て目線でまとめます。

【写真:ヌックで紙芝居】
我が家の書斎+ヌック
我が家の書斎+ヌックは、寝室に隣接した約3畳の空間です。
書斎として作業もできて、ヌックのように少しこもれる場所にもなる。
そんなイメージで設計しました。

【写真:我が家の書斎+ヌック】
家づくり当時は、こんな使い方をイメージしていました。
・家でも仕事や作業をする
・子どもを見ながら使う
・自分の時間を確保する
・子どもが寝た後に、夫婦でくつろぐ
日中も夜も使える、便利な空間になると思っていました。
我が家にとって少し特別だった3畳スペース
我が家の家づくりのコンセプトは、「子育てしやすい家」です。
回遊動線を取り入れたり、リビングを中心にした間取りにしたり、和室とのつながりを意識したり。
基本的には、子どもとの暮らしやすさを優先して考えてきました。
その中で、この書斎+ヌックだけは少し違います。
ここは、子どものためというより、どちらかというと自分たちのために作った空間でした。
少しこもれる場所。
自分の時間を持てる場所。
家の中で、気持ちを切り替えられる場所。
そんな位置づけです。
ただ実際に住んでみると、この空間も結果的には、子どもとの時間を過ごす場所として活躍しています。
自分たちのために作った空間が、子育てにもフィットした。
これは住んでから感じた一つの発見でした。
実際に使ってみてどうだったか
結論から言うと、
書斎としては思っていたほど使えていません。
一方で、ヌックとしてはしっかり活用できています。
同じ空間でも、使い方によってここまで差が出るのかと感じています。
ここからは、書斎とヌック、それぞれの使い方を具体的に見ていきます。
書斎としては、使う時間がほとんどなかった
なぜ書斎として使えていないのか。
理由はシンプルで、「使う時間が取れない」からです。
・子どもが起きていると、作業に集中できない
・子どもが寝ていると、音や明かりに気を使う
・日中は仕事で家にいない
この生活リズムだと、書斎にこもって作業する時間がほとんどありませんでした。

【写真:書斎デスク周り】
「使えない空間」というより、
「使うタイミングが生活の中にない」という感覚に近いです。
空間としてはとても気に入っていますし、
たまに一人の時間が取れたときには使っています。
ただ、当初イメージしていたような「日常的に使う書斎」にはなりませんでした。
ヌックとしては、生活に自然にフィットした
一方で、ヌックとしてはかなり活用できています。
・読み聞かせ
・寝る前の時間
・子どもとのんびり過ごす
こうした時間に、自然と使うようになりました。

書斎のように、まとまった時間や集中力は必要ありません。
短い時間でも使えること。
子どもと一緒に使えること。
この違いが、今の我が家の生活には合っていました。
なぜ同じ空間で差が出たのか
書斎としては使えない。
でもヌックとしてはよく使う。
この違いは、「用途」と「時間の使い方」にあると思います。
書斎は、一人で集中するための場所です。
そのためには、静かな環境とまとまった時間が必要になります。
一方でヌックは、子どもと一緒に、短い時間でも使える場所です。
どちらが今の生活に合っているか。
その違いが、そのまま使用頻度の差になっていました。
書斎+ヌックが向いている人
実際に使ってみて、書斎+ヌックが向いている人はこんな人だと思います。
・在宅ワークが多い人
・日中に一人時間がある人
・作業時間を確保しやすい人
・子育て空間としても使いたい人
逆に、我が家のように、
・共働き
・日中は家にいない
・家にいる時間は基本的に子どもと一緒
・夜に作業したい(寝室が近い)
という場合は、書斎としては少し使いにくいかもしれません。
「いつ使うのか」を具体的にイメージしておくことが大切だと感じました。
この空間を作って良かったか
書斎としては、思っていたほど使えていません。
それでも、この空間を作って良かったと感じています。
理由は、子どもと過ごす場所としてしっかり活躍しているからです。
使い方は変わりましたが、
暮らしの中で意味のある場所になっています。
家づくりでは、想定通りに使える場所もあれば、
住んでから使い方が変わる場所もあります。
我が家の書斎+ヌックは、まさに後者でした。
まとめ
我が家の書斎+ヌックは、
書斎としては思っていたほど使えていません。
一方で、ヌックとしてはかなり満足しています。
同じ空間でも、使い方によって評価は大きく変わります。
書斎として使うなら、静かな時間や一人時間が必要。
ヌックとして使うなら、短時間でも子どもと一緒に使える。
我が家の場合は、
書斎としては微妙。
ヌックとしては大満足。
という結果でした。
最後に
書斎やヌックは、おしゃれさだけで決めると、実際の暮らしとズレることがあります。
大切なのは、「どこに作るか」だけでなく、
「いつ、誰が、どう使うか」まで考えることだと思います。
我が家のように、想定とは違う使い方になることもあります。
でも、それが家族の暮らしに合っているなら、それも一つの正解だと感じています。

【写真:ヌックから見る夜の庭】