家づくり

【後悔しない外構】フェンスはどこまで必要?高さと目隠しを考えた話

はじめに

道路に面した庭を、子どもたちが安心して遊べる場所にしたい。

そのために境界は必要でしたが、外から完全に閉ざされた庭にはしたくありませんでした。

そこで我が家は、隙間のあるタイプのフェンスを選びました。

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【後悔しない外構】庭を使いたい。でも閉じすぎたくなかった話

方向性が決まったあと、具体的に考えたのが、フェンスの高さ、板幅と隙間、木目の色合いです。

この記事では、我が家がフェンスの仕様をどう決め、実際に暮らしてどう感じているのかをまとめます。

高さは、道路側の目線と家との高低差で考えた

フェンスの高さを考えるとき、まず気になったのは道路からの視線でした。

我が家の庭は住宅街の道路に面しています。通行量は多くありませんが、人や車が家のすぐそばを通ります。

庭で子どもたちと遊ぶことを考えると、道路を歩く人と頻繁に目が合う高さでは落ち着きません。

そのため、目線の高さを考え、地面から約180cmの高さのフェンスを設置することにしました。

フェンスで囲った家を外から見た写真

近くを遮りながら遠くは見える

約180cmと聞くと、高く感じるかもしれません。

実際に庭へ立つと、道路のすぐ近くを歩く人の目線は隠れており、庭で過ごしていても視線はある程度遮られます。

ただし、家の床やウッドデッキは、庭や道路より一段高い位置にあります。

ウッドデッキに立つと大人の目線はフェンスより高くなり、少し離れた場所にいる人からは姿が見えるようになります。

その分、室内からも、フェンスの向こうにある空や山など、少し離れた景色を望むことができます。

寝室の大開口から雪の積もった庭を望む冬の風景

板幅と隙間のバランスを選んだ

我が家が採用したのは、LIXILの「フェンスAB YS3型」です。

板幅や板同士の間隔は製品ごとに決まっています。そのなかから、横板の幅が広く、全体に占める隙間の割合が少ないタイプを選びました。

実際に測ってみると、板同士の隙間は約1.2cmです。

また、ブロックとフェンスの間には約6cmの隙間があります。ここはカバーを取り付けて塞ぐこともできますが、我が家は隙間を残しました。

中から見るフェンスの隙間

隙間から、光と外の気配が入る

板同士の隙間は約1.2cmなので、庭に立ったときに道路側が大きく見えるわけではありません。

それでも、隙間から光が入り、向こう側の明るさや人が動く気配は伝わってきます。

庭の全景。フェンスの隙間からは光が差し込んでいる。

ブロックとフェンスの間に残した約6cmの隙間も、庭を完全に閉じきらないための小さな抜けになりました。

暮らし始めてからは、この隙間が子どもの目線に合い、そこから会話が生まれ、遊びが始まることもありました。

目隠しとしての役割を保ちながら、地域とのつながりまで切らずに済んだ。

これは、実際に暮らしてから分かった隙間の良さです。

フェンスの隙間から覗く子ども

昼と夜では、見え方が変わる

フェンスの隙間からの見え方は、昼と夜で変わります。

昼間は屋外のほうが明るいため、道路側から庭の中はそれほど見えません。庭にいる側からは、隙間を通して外の明るさや気配を感じられます。

夜に庭を照らすと、明るい庭側が道路から見えやすくなります。

同じフェンスでも、時間帯や庭の明るさによって目隠しの程度は変わるため、夜まで完全に視線を遮るものとしては考えないほうがよさそうです。

夜のライトアップされた庭。

視線が気になる場面は、シェードで補う

普段はフェンスの隙間をそのまま残していますが、プールなど、いつもより視線を遮りたい場面ではシェードを使っています。

だるだるの防水シェードをつけたプール

フェンスですべてを覆わなくても、必要なときだけシェードを加えることで、庭の使い方に合わせて調整できます。

普段は光や外の気配を取り込み、視線が気になるときは補う。

このくらいの使い分けが、我が家には合っています。

木目と色は、家とのつながりから選んだ

フェンスを選ぶときは、高さや隙間だけでなく、木目の色合いも考えました。

我が家では、室内に使っているナラ材と馴染む色を意識しています。

カタログだけで決めるのではなく、実際に施工されたフェンスをいくつも見て、木目の見え方や横板の幅を確認しました。

外から見たフェンスAB

フェンスは道路側から見た外観の一部になるだけでなく、庭や室内からも毎日目に入ります。

庭側から見ても木目が感じられるため、ブロックとアルミだけで囲うより、家や庭とのつながりをつくりやすかったと感じています。

高さや目隠し性能と比べると、色は見た目の話に思えます。

それでも、庭を家の外にある別の空間ではなく、暮らしの続きとして使うためには、大事な選択でした。

まとめ|高さで視線を抑え、隙間で外とのつながりを残せた

道路との境界をつくり、庭で子どもたちと落ち着いて過ごしたい。でも、地域とのつながりは残しておきたい。その思いをもとに、高さを確保しながら隙間のあるフェンスを選びました。

暮らしてみると、近くからの視線が抑えられる一方で、家の中からは景色を眺められ、隙間からは光や外の気配が届きます。子どもにとっては、その隙間が外にいる人と関わるきっかけにもなりました。

夜やプールのときなど、場面によって気になる視線はあります。そうしたときはシェードで補いながら使っています。

普段は外とのつながりを残し、必要なときに目隠しを足す。この使い方まで含めて、我が家の庭に合うフェンスだったと感じています。


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【後悔しない外構まとめ】庭は“最後に決めるもの”じゃなかった|子育て世帯の外まわり計画

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