
我が家は、家づくりのテーマを「子育てしやすい家」にしました。
間取りだけではなく、庭もその一部です。
リビングからそのまま庭に出られて、子どもが遊ぶ様子を見守れること。
家の中と外がつながっていて、自然と家族の時間が生まれること。
そんな庭を目指して計画しました。
今回は、そんな我が家の庭の春の姿について書いてみようと思います。
冬のあいだ少し寂しかった庭が、たった数日で一気に緑へ変わる。
毎年見ているのに、今でも感動する景色です。
人工芝ではなく、天然芝と落葉樹を選んだ理由
最近は、
- 手入れがしやすい人工芝
- 一年中緑を楽しめる常緑樹
こういった庭づくりも人気だと思います。
実際、とても合理的ですし、見た目もきれいです。
それでも我が家は、
- 天然芝
- 落葉樹(もみじなど)
を選びました。
理由はシンプルで、季節の変化を感じられる庭にしたかったから。
春になれば芽吹き、夏は青々と茂り、秋は紅葉し、冬には葉を落とす。
そんな当たり前の変化を、暮らしのすぐそばで感じられる環境にしたいと思いました。
春、庭が一斉に目を覚ます
そして春。
これが毎年、想像以上に感動します。
冬の間、葉が落ちて少し寂しかった庭。
その庭が、ある日を境に一気に変わります。
もみじも、ほかの落葉樹も、ほとんど同じタイミングで芽吹き始めるんです。
一本ずつ順番に、ではなく、みんな一斉に。
小さな芽が出たと思ったら、そこから数日で葉が開き、景色が一変します。
枯れた庭から、緑の庭へ。
この変化の速さには、住んで3年目の今でも毎回驚かされます。

子どもに見せたかった景色
春になると、木だけではなく虫たちも動き始めます。
蜂や小さな虫たちが飛び始めて、庭全体が急ににぎやかになります。
虫が苦手な人には少し大変かもしれません。
それでも私は、これも含めて春が来たなと感じます。
葉っぱも虫も、一斉に目を覚ます。
そんな自然のリズムを、子どもが小さいうちから身近に感じられるのは、とても良いことだと思っています。
説明しなくても、毎年庭が教えてくれる。
それが落葉樹のある庭の魅力かもしれません。

正直、一番感動しているのは親かもしれない
…とはいえ、正直に言うと。
この変化に一番感動しているのは、子どもより私かもしれません。
子どもはいつも通り、
芝を走り回って、
おもちゃを広げて、
虫を追いかけて遊んでいます。
その横で私が、
「え、昨日まで枝だったのにもう葉っぱ出てる!?」
と一人でテンションが上がっています。
でも、それでいい気がしています。
親が感動している姿を見ることも、子どもにとって悪くないはずです。
春の庭は、暮らしに小さな感動をくれる
天然芝も落葉樹も、正直に言えば手間はかかります。
芝刈りもある。
落ち葉掃除もある。
虫も来ます。
それでも、春に庭が一斉に目を覚ます景色を見るたびに、
この庭にしてよかった。
そう思います。
便利さだけでは得られない豊かさが、そこにはあります。
もし庭づくりで迷っている方がいたら、
「管理の楽さ」だけでなく、暮らしの楽しさという視点でも考えてみると、また違った答えが見つかるかもしれません。

次回は、四季の庭② 夏編。
子どもたちが毎週プールで大はしゃぎする、我が家の庭の本番シーズンです。