はじめに
今回は、窓についてです。
最近は、「窓は少ない方がいい」という意見もよく見かけます。
理由はシンプルで、窓が多いと断熱性能に影響しやすいからです。
確かに、理屈としてはその通りだと思います。
でも我が家は、あえて窓を多くしました。
そして実際に住んでみて、今のところかなり満足しています。
この記事では、我が家が窓を多くした理由と、住んで感じたメリット・注意点をまとめます。
我が家は窓を多くしてよかった
我が家の家づくりのテーマは、「子育てしやすい家」でした。
その中で大切にしたことのひとつが、子どもがのびのび過ごせることです。
そのために、外とつながる暮らしや、自然を感じる生活を取り入れたいと考えていました。
結果として、窓はできるだけ多くするという選択になりました。
もちろん、性能だけで考えるなら、窓を減らすという考え方もあります。
でも我が家にとっては、明るさや開放感、庭とのつながりもかなり大事でした。
窓は、ただ光を入れるためのものではありません。
外の景色を見る。
庭の気配を感じる。
子どもが外で遊ぶ様子を見る。
季節の変化を感じる。
そういう暮らしの体感につながるものだと感じています。
住友林業の涼温房の考え方にも共感していた
我が家は、住友林業の涼温房という考え方にも共感していました。
軒で夏の日差しを遮る。
冬は光を取り入れる。
風の通り道を考える。
自然の力を活かして快適に過ごす。
こうした考え方の中で、窓はとても大事な役割を持っています。
窓は、ただの採光ではありません。
光を入れる。
風を通す。
外とつながる。
庭との関係を作る。
そういう役割として配置しました。
設備の性能だけでなく、家全体としてどう心地よく暮らすか。
窓は、その考え方に大きく関わる部分でした。
リビングの大開口と明るさ

我が家のリビングには、大きな掃き出し窓があります。
窓を横並びに配置していて、リビングから庭へ視線が抜けるようにしています。
日中は、照明をつけなくても自然光だけで十分に明るく過ごせることが多いです。
これは、実際に住んでみてかなり満足しているポイントです。
リビングが明るいと、家全体の印象も明るくなります。
子どもたちが遊んでいる様子も見えやすく、庭とのつながりも感じやすいです。
窓を多くしたことで、家の中にいながら外を感じられる暮らしになりました。
実際の体感として、冬は思ったより暖かい

実際に住んで感じたのは、想像以上に暖かいということです。
特に冬は、日差しがしっかり入ることで室内が暖まります。
日中は、エアコンを使わなくても過ごせる時間があります。
我が家では、日射取得型の窓を採用しています。
外からの光と熱を取り込むタイプで、この暖かさにはその影響も大きいと感じています。
窓を多くすると寒くなるのでは、という不安もありました。
でも我が家の場合は、日当たりや軒の出方、窓の配置とのバランスもあって、かなり快適に過ごせています。
もちろん、地域や家の性能によって感じ方は変わると思います。
ただ少なくとも我が家では、窓を多くしたことで寒くて後悔しているという感覚はありません。
窓の種類で悩んだポイント
窓は、見た目だけでなく性能も重要です。
家づくり中に悩んだのは、主にサッシとガラスでした。
サッシでいえば、樹脂サッシにするのか。
アルミと樹脂の複合サッシにするのか。
ガラスでいえば、ペアガラスにするのか。
トリプルガラスにするのか。
このあたりはかなり悩むポイントだと思います。
断熱性能を優先するのか。
見た目や使いやすさを優先するのか。
コストとのバランスをどう考えるのか。
我が家も、性能だけでなく、暮らし方との相性を考えて選びました。
樹脂サッシを採用しなかった理由
一般的には、樹脂サッシの方が断熱性能は高いと言われます。
それでも我が家は、樹脂サッシを採用しませんでした。
理由は、見た目の抜け感を優先したかったからです。
樹脂サッシにすると、サッシが太くなる印象がありました。
そうすると、窓から見える景色が少し削られてしまうように感じました。
我が家は、外とつながる暮らしを大切にしていました。
そのため、窓からの抜け感や、庭とのつながりを優先しました。
性能だけを見れば、別の選択もあったと思います。
でも我が家にとっては、体験としての気持ちよさも大事でした。
ペアガラスにした理由
トリプルガラスも検討しました。
ただ、実際に触ってみると、かなり重く感じました。
我が家では、子どもが自分で窓を開けて外に出られることも大切にしていました。
そのため、窓の重さは無視できないポイントでした。
性能が高くても、毎日使いにくいと暮らしには合いません。
さらにコスト面も考慮して、我が家ではペアガラスを採用しています。
結果として、今のところ大きな不満はありません。
もちろん、寒い地域や断熱性能を最優先する場合は、トリプルガラスの方が合うこともあると思います。
我が家の場合は、性能、使いやすさ、コストのバランスでペアガラスを選びました。
性能は地域や優先順位で変わる
窓の選び方は、住んでいる地域や優先順位によって変わると思います。
寒さが厳しい地域であれば、断熱性能を優先した方がいい場合もあります。
一方で我が家は、そこまで厳しい寒さの地域ではありません。
そのため、断熱性能だけを最優先するのではなく、明るさや開放感、外とのつながりとのバランスで判断しました。
大事なのは、性能を無視することではありません。
性能と暮らし方のバランスを考えることだと思います。
我が家にとっては、窓を減らして性能を優先するよりも、窓を多くして外とのつながりを感じられる方が合っていました。
窓を増やして良かったこと
窓を増やして良かったことは、大きく3つあります。
明るさ。
開放感。
外とのつながり。
この3つです。
日中、自然光で明るく過ごせること。
リビングから庭が見えること。
子どもが外に出たときにも気配を感じやすいこと。
季節の変化を、家の中から感じられること。
こうしたことは、数字では測りにくい満足感です。
でも、毎日の暮らしの中ではかなり大きいと感じています。
窓を増やすデメリット
もちろん、窓を増やすデメリットもあります。
窓が増えれば、断熱性能には影響しやすくなります。
掃除する場所も増えます。
カーテンやロールスクリーンなど、窓まわりの費用も増えやすいです。
視線対策を考える必要もあります。
我が家も、窓を増やすことで気になる点が全くないわけではありません。
ただ、実生活で困るレベルではないというのが正直な感想です。
窓を多くしたことで得られた明るさや開放感、庭とのつながりの方が、我が家にとっては大きかったです。
窓は性能だけで決めるものではなかった
窓について調べると、どうしても断熱性能の話が多くなります。
もちろん、性能は大事です。
ただ、窓は性能だけで決めるものではないとも感じました。
どんな景色を見たいか。
どこから光を入れたいか。
どこに風を通したいか。
庭や外とどうつながりたいか。
こうしたことも、窓選びではかなり大切でした。
我が家の場合は、窓を多くしたことで生活の質が上がったと感じています。
まとめ
窓は、性能だけで決めるものではないというのが我が家の結論です。
もちろん、断熱性能は大切です。
ただ、明るさや開放感、外とのつながりも、毎日の暮らしにはかなり影響します。
我が家では、子育てしやすい家を考える中で、あえて窓を多くしました。
結果として、自然光で明るく過ごせること。
庭とのつながりを感じられること。
冬の日差しで暖かさを感じられること。
このあたりにかなり満足しています。
断熱性能を最優先するのか。
開放感や景色を大事にするのか。
この考え方によって、正解は変わると思います。
我が家にとっては、「とりあえず窓を減らす」よりも、どんな暮らしをしたいかから考える方が合っていました。
窓は、家の中と外をつなぐ大事な要素です。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
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