家づくり

【住友林業の涼温房とは?】自然を感じる暮らしを求めた我が家が惹かれた理由

住友林業を検討していた頃、私が惹かれたもののひとつに「涼温房」という考え方がありました。

光や風といった自然の恵みを活かし、その心地よさを暮らしに取り入れる。

この考え方に触れたとき、自分たちが暮らしたい家に近い気がしました。

ただ、実際の家づくりでは、「涼温房」を強く意識していたわけではありません。

それでも、この家で約3年暮らした今、あらためて見てみると、自分たちが選んできたものは、涼温房の考え方と重なっていたことに気づきます。

その理由を考えてみると、自分たちがこの家に求めていたものが、少しずつ見えてきました。

大開口の窓越しにウッドデッキと庭がつながる夏の室内風景

涼温房とは、自然の恵みを活かす設計手法

住友林業の涼温房は、風・太陽・緑といった自然の恵みを活かす設計手法です。

敷地ごとの周辺環境を踏まえながら、風の流れや日差し、緑の特性などを設計に取り入れ、冷暖房機器に頼り切らない快適な住まいを目指します。

参考:住友林業公式HP「涼温房」

私は、この家づくりの考え方に強く惹かれました。

ただ、なぜそこまで惹かれたのか。当時はうまく言葉にできていなかったように思います。

なぜ、この考え方に惹かれたのか

住友林業を選んだ理由を挙げるなら、いくつかのことが思い浮かびます。

無垢床がよかった。
木質感が好きだった。
ブランドや安心感もあった。
そして、涼温房という考え方にも惹かれた。

どれも、当時感じていたことです。

ただ、涼温房に惹かれていたからといって、その後の家づくりでずっと意識していたわけではありません。

「涼温房を実現するために、この窓にしよう」
「涼温房だから、この庭にしよう」

そんなふうに、一つひとつの選択を涼温房に結びつけていたわけでもありません。

だからこれまで、私の中では、涼温房は「住友林業で気に入ったもののひとつ」くらいの位置づけでした。

でも、今の家を見ていると、それだけではなかったように思います。

自分の中に、もともとあったもの

私は子どもの頃、自然や季節が身近にある環境で育ちました。

友達と日が暮れるまで外で遊び、虫を捕ったり、近所に実っていたヤマモモや木苺を一緒に採って食べたり。

当時は、それを特別なことだとは思っていませんでした。

でも、大人になった今では、そうした自然が身近にある暮らしを含めて、あの子ども時代をとても豊かなものだったと感じています。

この子ども時代が、今の家づくりや子育てにどうつながっているのかは、こちらの記事で詳しく書いています。
▶︎ 【子どもに何を残したいのか】家づくり、育休、家計に共通していた思い

その思いは、家づくりにも自然と表れていた

我が家では、「子育てしやすい家」を意識しながら家づくりを進めました。

間取りや家事動線、子どもの見守りやすさ。そうした暮らしやすさは、もちろん大切にしました。

でも、私にとっての「子育てしやすさ」は、それだけではなかったように思います。

庭へ大きく開く窓をつくり、家と庭をつなぐようにウッドデッキをつくりました。

庭には季節によって姿を変える落葉樹を植え、軒を深く取り、風が気持ちいい季節には窓を開けて過ごせる家にしました。

それは、自分が子どもの頃に豊かだと感じていた、自然や季節が身近にある暮らし。

自分が価値を感じてきたものを、子どもたちにも身近に感じてほしい。

そんな思いがあったのだと思います。

涼温房に合わせて、一つひとつの選択をしてきたわけではありません。

それでも、自分たちが思い描いていた暮らしは、涼温房の考え方とどこか通じるものがありました。

我が家にとっての涼温房

自然や季節を身近に感じながら暮らしたい。

それが、私が家づくりの中で大切にしていたことでした。

ただ、だからといって、冷暖房を使わず、自然に合わせて我慢しながら暮らしたいわけではありません。

自然の恵みを活かす涼温房の考え方と、断熱性や窓など住まいそのものの性能。

住友林業は、その両方を組み合わせることで、私が大切にしたかった暮らしを「家」として形にしてくれました。

自然や季節を、暮らしから遠ざけすぎない。

でも、自然に合わせて我慢するわけでもない。

自分が大切にしてきた自然や季節のある暮らしと、家としての快適さ。

その間にある、ちょうどいい距離をつくってくれた。

我が家にとって、涼温房とはそんな家づくりだったのだと思います。

寝室の大開口から雪の積もった庭を望む冬の風景

そして、この家で暮らし始めて約3年が経ちました。

春には、庭の木々が一斉に芽吹く。

夏には、窓の向こうから子どもたちの遊ぶ声が聞こえる。

秋には、窓を開けると庭から虫の声が入ってくる。

冬には、やわらかな日差しが室内まで届き、雪が積もれば窓の向こうの景色が変わる。

これからも四季を重ねながら、庭の木々は大きくなり、子どもたちも少しずつ成長していきます。

いつか、庭で水遊びをしなくなる夏も来るのかもしれません。

虫の声を聞きながら一緒に眠る秋も、ずっと続くわけではありません。

それでも、この家にはまた季節が巡ってきます。

あのとき惹かれた涼温房という考え方の先で、今も私たちはそんな時間を積み重ねています。

▶︎ この家で子どもたちと過ごしている春夏秋冬
四季の庭|春編夏編秋編冬編

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