はじめに
家づくりをしていると、おしゃれな外観や、SNSで映える家、高級感のあるデザインに憧れます。
もちろん我が家も、外観はかなり悩みました。
映える家を目指していなかったわけではありません。
ただ、実際に住み始めてから感じているのは、外壁は家そのものを目立たせるためだけのものではなかったということです。
子どもが庭で遊ぶ。
窓際に並んで外を見る。
植栽や芝生の中で過ごす。
そういう暮らしの風景を見ているうちに、気づけば「家が映える」というより、子どもたちが映える家になっていたと感じるようになりました。
この記事では、我が家が外壁にシーサンドコートを選んだ理由と、実際に住んで感じていることをまとめます。
我が家が選んだのはシーサンドコート
我が家の外壁は、住友林業のシーサンドコートです。
決め手になったのは、塗り壁っぽい質感、少しざらっとした自然な風合い、継ぎ目の少ない一体感でした。
いわゆる、ピカピカで高級感がある外壁というより、暮らしに馴染む外壁という印象でした。
我が家は木の軒天や庭の植栽もあるので、外壁だけが強く主張するより、全体がやわらかくまとまることを大事にしたかったのだと思います。
実際に住んでみても、シーサンドコートのやわらかい雰囲気は、我が家の外観にかなり合っていたと感じています。

外壁の色はかなり悩んだ
シーサンドコートにも、いろいろな色があります。
真っ白系、グレー系、かなり濃い色まで選択肢がありました。
最初は、濃いグレー系もかなり気になっていました。
落ち着いた雰囲気もありますし、外観としてはかなりかっこよく見えます。
ただ、最終的に我が家が選んだのは、「SULS-03」という少しグレー寄りの白でした。
理由はシンプルで、木質感のある我が家には白系が合うと思ったからです。
一方で、真っ白すぎると汚れが目立ちそうなのも気になりました。
そのため、明るすぎず、少しやわらかく、真っ白ではない白を選びました。
実際に住んでみると、この色はかなり好みでした。
木、芝、植栽といった自然素材とも相性が良く、外構や庭とも自然につながって見えます。

住み始めると、家はすぐ生活感だらけになる
住み始めると、家の外まわりはすぐに生活感が出ます。
庭にはおもちゃが出ます。
ホースも出しっぱなしになります。
芝には水遊びの跡が残ります。
窓には子どもの手形がつきます。
ウッドデッキはびしょ濡れになります。
SNSで見るような、いつも整った暮らしにはなかなかなりません。
でも我が家では、その生活感ごと景色になっていくような感覚がありました。
白すぎない外壁。
木の素材感。
芝や植栽。
そういう自然寄りの雰囲気が、子どもたちのいる暮らしを受け止めてくれているのだと思います。

気づけば、子どもたちの写真ばかり増えていた
最近、写真フォルダを見返していて思いました。
最初は、家をきれいに撮りたかったはずでした。
外観をかっこよく撮りたい。
庭も整えて撮りたい。
そんな気持ちもありました。
でも気づけば、増えていたのは子どもたちの写真ばかりでした。
庭で水遊びしている写真。
窓際に並んで外を見ている写真。
紅葉の下で遊んでいる写真。
芝生の上を走っている写真。
家そのものを撮るより、そこで過ごしている子どもたちを撮ることが増えました。
今は、その方が我が家らしい気がしています。

四季との相性がかなり良い
シーサンドコートは、季節の色と相性が良いと感じています。
春の新緑。
夏の青空。
秋の紅葉。
そうした自然の色と並んだ時に、外壁が強く主張しすぎません。
特に植栽が入ると、外壁が背景に回ってくれる感じがあります。
この「背景に回ってくれる感じ」が、個人的にはかなり好きです。
家を目立たせるというより、庭や子どもたち、季節の景色を引き立ててくれる外壁。
我が家にとっては、そのくらいの存在感がちょうどよかったのだと思います。

近くで見ると、質感がかなり良い
シーサンドコートは、遠くから見た時だけでなく、近くで見た時の質感も気に入っています。
少しざらっとした素材感があり、光の当たり方によって陰影も出ます。
ツルッとした外壁とは違う、やわらかい雰囲気があります。
完璧に整いすぎていない感じも、暮らしには合っている気がしています。
家の外観は、きれいに整っていることも大事です。
ただ我が家の場合は、少し自然なムラや質感がある方が、庭や植栽とも馴染みやすいと感じました。

汚れは実際どうだったか
白系の外壁なので、汚れはかなり気にしていました。
実際、宅配ボックスの下には少し雨だれ跡もあります。
もうすぐ3年になりますが、正直に言うと、一度も外壁をしっかり掃除していません。
それでも、思っていたほど気にならないというのが正直な感想です。
真っ白ではなく、少しグレー寄りの白を選んだことも良かったのかもしれません。
汚れがまったく目立たないわけではありませんが、我が家では日常的に強いストレスになるほどではありません。
もちろん、立地や雨の当たり方、外構との関係によって汚れ方は変わると思います。
それでも、我が家の場合は、白系を選んだから後悔しているという感覚は今のところありません。

外壁は、暮らしの背景になるものだった
家づくり中は、外壁をどう見せるかばかり考えがちでした。
でも実際に住んでみると、外壁は暮らしの背景になるものだと感じています。
子どもが走る。
庭で遊ぶ。
季節の木々が色づく。
洗濯物が見える日もある。
ホースやおもちゃが出ている日もある。
そういう毎日の暮らしを、自然に受け止めてくれる外壁が、我が家には合っていました。
映える家を目指すことも、もちろん楽しいです。
でも我が家の場合は、暮らしが馴染む家になったことの方が、結果的に満足度につながっています。
まとめ
家づくりでは、つい映える家を目指したくなります。
我が家も、もちろんそういう憧れはありました。
でも実際に住んでみると、大事だったのは、暮らしが自然に馴染むことでした。
子どもが走り回ること。
庭で水遊びをすること。
季節の変化が見えること。
外壁がその背景として自然に馴染むこと。
その全部を受け止めながら、気づけば、子どもたちが映える家になっていたと感じています。
我が家は、シーサンドコートを選んでよかったです。
外壁は、家そのものを目立たせるだけではなく、その家でどんな暮らしの景色を残したいかにも関わる仕様なのだと思います。
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