家づくり

【後悔しないエアコン選び】23畳LDKに14畳用を入れて3年住んだ結果

はじめに

家づくりの中で、意外と悩んだのがエアコンの大きさでした。

我が家のLDKは約23畳です。ハウスメーカーからは、部屋の広さに合わせた大きめのエアコンを提案されました。

一方で、調べていくと、エアコンは必ずしも部屋の畳数通りに選ぶ必要はない、という考え方も知りました。

この記事では、エアコンの大きさを決めるまでに考えたことと、実際に約3年使って感じていることを書いていきます。

我が家のLDKと、冷暖房する範囲

我が家のLDKは約23畳です。その隣には6畳の和室があり、扉を開けるとLDKとひと続きの空間になります。

普段は和室も開けて使うことが多いため、リビングのエアコンから見ると、LDKだけでなく和室までつながった空間を冷暖房することになります。

また、我が家は平屋で、庭側には大開口の窓があります。

天井は高くせず、標準天井を基本にしました。一方で、リビングには現し梁を採用しており、その部分は少し空間が広がっています。

同じ23畳でも、窓や天井、隣接する部屋とのつながりによって、実際に冷暖房する空間の条件は変わります。

我が家では、こうした間取りの中でエアコンの大きさを考えることになりました。

我が家のLDK。14畳用エアコンで冷暖房をしている範囲。
我が家のLDK+和室6畳(図面)
和室と庭につながる我が家のリビング。家具を減らし、子どもが遊べる床を広く残している。
キッチンから見るLDK+和室6畳

ハウスメーカーからは畳数に応じたエアコンを提案された

住友林業から提案されたのは、23畳用のエアコンでした。

LDKの広さを考えれば、自然な提案だったと思います。当時の私も、23畳のLDKならそれくらいの能力が必要なのだろうと思っていました。

ただ、エアコンについて調べていくうちに、少し違う考え方も知りました。

畳数通りに選ばなくてもいいという考え方を知った

ネットで調べていると、エアコンの畳数表示のもとになるJIS C 9612は、1964年に制定された規格だということを知りました。

現在の畳数表示も、一定の住宅条件をもとにした目安です。実際に必要な冷暖房能力は、家の断熱性能や窓、日当たり、間取りなどによって変わります。

また、エアコンは容量が大きくなるほど単純に性能が上がるわけではなく、最大暖房能力や省エネ性能、価格などを比較すると、容量によって効率やコストパフォーマンスに違いがあるという考え方も知りました。

特に、14畳用・200Vのエアコンは、能力と効率のバランスが良いという情報がありました。

そうした情報と我が家の住宅性能や間取りをあわせて考えると、LDKは14畳用でも十分なのではないかと思うようになりました。

小さいエアコンを選ぶことへの不安

一番不安だったのは、実際に暮らしてみて能力が足りなかった場合です。

我が家のエアコンは隠蔽配管でした。設計士さんからは、14畳用と大容量エアコンでは冷媒配管の太さが異なるため、あとから大きな機種へ簡単に交換するのは難しいと説明を受けました。

そのため、能力が足りなければあとから大きな機種へ交換すればいい、とは簡単に考えられませんでした。

実際に暮らし始めてから能力不足が分かるのは避けたい。一方で、必要以上に大きなエアコンを入れる必要があるのか、という迷いもありました。

最終的には、もし能力が足りなければ和室側にエアコンを追加することも考えたうえで、大きさを決めることにしました。

最終的に選んだのは14畳用

我が家が最終的に選んだのは、14畳用・200Vのエアコンです。

約23畳のLDK+6畳の和室に対して14畳用なので、数字だけを見るとかなり小さく感じます。

選ぶときには、

「本当にこれで足りるのか」

という不安もありました。

それでも、家の条件を考えながら、まずは14畳用1台で暮らしてみることにしました。

そして、実際にこの家で暮らし始めて約3年が経ちました。

約3年使った結果、14畳用1台で過ごせている

現在まで、リビングの14畳用エアコン1台で大きな不満なく暮らせています。

真夏や冬の寒い時期に能力が足りるのかという不安はありましたが、今のところ和室側にエアコンを追加することもなく過ごしています。

夏の冷房

夏は猛暑日もありますが、冷房が効かなくて困ることはほとんどありません。

我が家では、リビングのエアコンは基本的に25℃設定で使っています。約23畳のLDKと6畳の和室がつながった状態でも、この設定で十分に部屋を冷やしてくれます。

キッチンは調理中に熱が出るため少し心配していましたが、キッチンを使っているときに部屋全体が冷えにくくなったり、キッチンだけ極端に暑くて困ったりすることもありませんでした。

少なくとも我が家では、14畳用だから明らかに冷房能力が足りないと感じる場面は、今のところありません。

冬の暖房

冬も、基本的に暖房はエアコンです。

朝晩を中心に使っていますが、LDKが寒くて困るということはありません。感覚としては、冷房よりもむしろ暖房の方が効きやすいと感じるくらいです。

設定温度をかなり高くしたり、特別な使い方をしたりしているわけでもありません。

日中は、窓から入る日差しで室内が暖かくなることもあります。

冬についても、14畳用では能力が足りなかったと感じることはありませんでした。


なお、家全体の実際の電気代については、別の記事でまとめています。
▶︎ 【平屋+オール電化】実際の電気代を公開|光熱費が年間約20万円下がった話

少し気になるのは、離れた場所との温度差

一方で、エアコンから離れた場所まで、すべて同じように快適になるわけではありません。

たとえば洗面所は、もともとLDKのエアコンだけでしっかり冷暖房する想定ではありませんでした。それでも、扉を開けておけば少しずつ空気は流れます。

ただ、夏に洗面所までしっかり冷やそうとして設定温度を下げると、先にリビング側が寒くなることがあります。

これは単純にエアコンの能力だけではなく、設置場所からの距離や間取り、空気の流れも関係していると感じています。

実際に暮らしてみて、どこまでを一台のエアコンで冷暖房したいのかまで考えておくことも、エアコン選びでは大切だと感じました。

寝室は6畳用を使っている

寝室には、リビングとは別にエアコンを設置しています。

寝室は6畳で、その隣に3畳の書斎があります。合わせると約9畳の空間ですが、使っているのは6畳用のエアコンです。

夏は基本的に26℃設定で使っており、暑くて眠れないということはありません。冬も含めて、こちらも今のところ能力不足を感じることなく使えています。

リビングと寝室の両方で暮らしてみて、表示されている畳数だけでは、実際に必要なエアコンの大きさは決まらないのだと感じています。

約3年暮らして分かった、エアコン選びで見たいこと

約3年使ってみて、エアコンの大きさを考えるときには、部屋の畳数以外にも見ておきたいことがあると感じています。

  • 家の断熱性能
  • 窓の大きさや配置
  • 天井の高さ
  • 隣接する部屋とのつながり
  • エアコンの設置場所
  • 一台でどこまで冷暖房したいのか

我が家の場合も、単純なLDKの畳数だけではなく、こうした条件が組み合わさっています。

特に実際に暮らして感じたのは、エアコンそのものの能力だけでなく、冷暖房したい空間とエアコンの位置関係も大切だということでした。

まとめ|23畳LDK+6畳和室でも、我が家は14畳用で足りた

我が家では、約23畳のLDK+6畳の和室に14畳用のエアコンを採用しました。

約3年暮らした現在も、夏・冬ともに冷暖房の能力が足りないと感じることはなく、和室側にエアコンを追加することもなく過ごしています。

少なくとも我が家では、部屋の畳数に合わせたエアコンを選ぶ必要はありませんでした。

ただし、家の断熱性能や窓、天井の高さ、間取り、エアコンの設置場所、一台でどこまで冷暖房したいのかによって条件は変わります。

エアコンは畳数表示だけで決めるのではなく、実際に冷暖房する空間全体の条件を見ながら選ぶことが大切だったと感じています。


▶︎ 設備・仕様全体の考え方はこちら
・【後悔しない設備・仕様まとめ】子育てしやすい家にするために選んだもの

▶︎ リビングの考え方はこちら
・【リビングをどう広く使う?】和室・庭とつなげた間取りのメリットと注意点

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・【天井は高くするべき?】平屋であえて標準にした理由と後悔しない考え方

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