育児パパ

【子どもに何を残したいのか】家づくり、育休、家計に共通していた思い

はじめに

家づくりや育休、家計について振り返る中で、ふと気づいたことがあります。

私は、なぜ家を建てたかったのだろう。

なぜ育休を取りたかったのだろう。

なぜ子どもが生まれてから、家計や資産運用について真剣に考えるようになったのだろう。

これまでは、それぞれ別のことだと思っていました。

家づくりは、暮らす場所の話。

育休は、子どもと過ごす時間の話。

家計や資産運用は、お金の話。

でも、振り返ってみると、その奥には同じ思いがあったように感じます。

今の私が子どもたちに残したいもの。

それは、豊かな子ども時代です。

私の原点

私は幼い頃、とても恵まれた環境で育ったと感じています。

周囲には同世代の子どもたちがたくさんいて、公園や広場、子ども用の屋外プールがありました。

休みの日には、子どもだけで朝から日が暮れるまで外で遊んでいました。

野球をしたり、虫を捕ったり、夏祭りがあったり。

年上のお兄さんやお姉さんがいて、年下の子どもたちもいて、小さなコミュニティの中で、みんな一緒に大きくなっていくような環境でした。

今、その頃の友達とは連絡を取っていません。何十年も会っていない人もいます。

それでも、あの場所で過ごした時間は、今も私の中に残っています。

思い返してみると、あそこが私の原点だったのだと思います。

受け取る側から、残す側へ

そして、自分が親になったとき、今につながる新しい始まりがありました。

初めて自分の子どもと会い、目が合った瞬間に感じたものを、私は今でもうまく説明できません。

あのときはまだ言葉にならなかった思いが、その後の家づくりや育休、家計について考えることにつながっていったのかもしれません。

▶︎ 父親になった日の記録はこちら
【いくぱぱ日記|特別編】初めて子どもと会った日、今でも説明できない感情の話

家を建てたかった理由

私たち夫婦は、転勤のある仕事をしています。

転勤に合わせて賃貸住宅で暮らし続ける方が、効率的だったのかもしれません。

それでも家を建てたいと思ったのは、子どもたちに故郷を作りたかったからです。

大人になったときに帰ってこられる場所。

子ども時代の記憶が残っている場所。

友達や家族との思い出が積み重なっていく場所。

そんな場所を、子どもたちに残したいと思いました。

ただ、本当に残したかったのは、家そのものではなかったのだと思います。

家の中で過ごした時間。

庭で遊んだ記憶。

家族で食卓を囲んだこと。

そこから学校へ通い、友達と出会い、少しずつ大きくなっていくこと。

家は、そうした時間を積み重ねるための場所でした。

育休を取りたかった理由

今の私たちの暮らしでは、私が子どもの頃のように、幼い子どもたちだけで朝から日が暮れるまで外で遊ばせることは、なかなかできません。

だから、子どもたちがもう少し大きくなるまでは、私が一緒に経験したいと思っています。

川へ行くこと。

虫を探すこと。

庭で遊ぶこと。

公園へ行くこと。

外でご飯を食べること。

私が子どもの頃には友達と経験していたかもしれない時間を、今は親として一緒に過ごしているような感覚があります。

育休を取っていた頃は、子どもの歩く速度に合わせて、毎日のように散歩をしていました。

目的地へ早く着くことよりも、途中で立ち止まったり、石を拾ったり、虫を見つけたりする時間の方が長かった気がします。

育休は、子どもが小さい時期に、一緒に過ごす時間を持つために選んだものでした。

子どもに何かを経験させたいというより、子どもと一緒に経験したい。

私自身も、その時間を過ごしたかったのだと思います。

お金について考えるようになった理由

子どもが生まれてから、私は初めて真剣にお金と向き合うようになりました。

住宅ローン。

教育費。

家計管理。

資産運用。

ただ、お金を増やすこと自体が目的だったわけではありません。

私が欲しかったのは、家族のために使える選択肢だったのだと思います。

もっと早くお金について考え、資産形成に取り組んでいたら。

子どもが小さい時期に仕事を辞めたり、働く時間を減らしたりする選択肢も持てたのかもしれません。

そんなことを考えるときがあります。

もちろん、今からでもできないわけではありません。

ただ、住宅ローンや教育費、子どもたちの将来を考えると、簡単に決められることでもありません。

だから今は、家族との時間を大切にしながら、将来の選択肢も少しずつ増やしていきたいと思っています。

家計管理や資産運用について考えているのも、お金をたくさん残したいからではありません。

子どもたちと過ごす時間や、家族が選べる暮らしを守りたいからなのだと思います。

親から言われた言葉

大人になってから、親に何かを返したいと思った時期がありました。

そのとき、親から言われた言葉があります。

「親に返さなくていい。その気持ちは、自分の子どもに返してあげたらいい。」

当時も、その意味は分かっているつもりでした。

でも、自分が親になった今は、以前よりもよく分かります。

私も、子どもたちに何かを返してほしいと思っているわけではありません。今していることを、将来覚えていてほしいとも、必ずしも思っていません。

ただ、子ども時代に受け取った時間や安心感が、いつかどこかで子どもたちの支えになればいい。

もし子どもたちが大人になり、私たちに何かを返したいと思うことがあったら、その気持ちは次の誰かへ渡してくれたらいい。

そんなふうに思っています。

書くことで見えたもの

家づくり、育休、家計。

それぞれ別のこととして考えていましたが、自分が何を選び、そこで何を感じてきたのかを言葉にしていくうちに、共通していた思いが少しずつ見えてきました。

ブログを書いたことで、新しい価値観が生まれたわけではありません。

もともと自分の中にあり、自然と選んできたものに、ようやく言葉がついたのだと思います。

今の答え

子どもに何を残したいのか。

今の私の答えは、豊かな子ども時代です。

友達。

遊び。

思い出。

帰る場所。

安心できる場所。

家族との時間。

そうしたものを全部ひっくるめて、豊かな子ども時代なのだと思います。

ただ、この答えがずっと変わらないとは思っていません。

今は、子どもたちがまだ小さいから、こう見えているのかもしれません。

もう少し大きくなれば、自立する力や、挑戦できる環境の方が大切だと思うようになるかもしれません。

それは、今はまだ分かりません。

でも、家を建てたことも、育休を取ったことも、家計や資産運用について考えていることも、振り返ってみると、同じ思いにつながっていました。

それが、今の私が子どもたちに残したいものです。

-育児パパ