育児パパ

【兄弟で心配の仕方が違う】同じ「泣く」でも、私の受け止め方が違った理由

はじめに

長男と次男を育てながら、同じように泣いたり立ち止まったりしていても、私の心配の仕方が違うことに気づきました。

次男が私と離れるときには、大きな声で泣くことがあります。

一方で長男は、集団の中へ入る場面で動けなくなったり、その場で固まったりすることがあります。

表に見えているのは、どちらも「その場へ入れない姿」です。

それでも、次男については「きっと大丈夫だろう」と思えるのに、長男については「このあと、うまく過ごせるだろうか」と心配になる。

この違いは何なのだろう。

改めて考えてみると、泣き方や反応の大きさではなく、私がその姿の奥にある不安をどう想像しているかが違うのだと思いました。

親と離れることが嫌なように見える次男

次男は、最近特に私への甘えが強くなっています。

家でも外でも抱っこを求め、私と離れる場面では激しく泣くことがあります。

その姿を見ると、もちろん切なくなります。

ただ、不思議なことに、私は次男について、そこまで強い心配をしていません。

私には、次男が不安に感じているのは、集団の中へ入ることではなく、親と離れることそのもののように見えるからです。

離れる瞬間には大きく泣いていても、その場面を過ぎれば、先生のそばへ行ったり、周りの遊びに興味を向けたりしながら、自分なりに過ごしているように見えます。

私が近くにいれば、もちろん私にくっついてきます。

でも、いなくなればいなくなったで、その場所の中に自分の居場所を見つけていく。

これまでの姿を見てきた中で、私の中には、そんな次男のイメージがあります。

だから、泣いている姿を見るとつらくはなっても、

「このあともずっと大丈夫だろうか」

という不安までは、あまり大きくならないのだと思います。

集団へ入ること自体に負荷があるように見える長男

一方で、長男については少し違います。

長男も、親と離れる場面で泣くことはありました。

ただ、私が特に気になっていたのは、泣くこと以上に、大勢の人がいる場所へ入るときに固まってしまう姿でした。

教室の前で立ち止まる。

中にいる人から声をかけられても、すぐには反応できない。

周囲の様子を見ながら、一歩引いたところにいる。

そんな姿を見ると、

「集団の中へ入っていけるだろうか」

「周りの人と関われているだろうか」

「無理をしていないだろうか」

という心配が出てきます。

私には、長男が不安に感じているのは、親と離れることだけではなく、集団や新しい場へ入ること自体のように見えていました。

そうだとすれば、親との別れが終わっても、不安の原因はまだ目の前に残っています。

親と離れたあとに、今度は教室へ入らなければならない。

周囲の人の中へ入り、声をかけられれば反応し、自分の居場所を見つけなければならない。

親と別れるという一つの場面が過ぎても、その先に負荷が続いているように感じる。

だから私は、長男の方を強く心配していたのかもしれません。

これは、子どもの気持ちではなく親の想像

もちろん、長男が本当に「集団へ入ること」を不安に感じ、次男が「親と離れること」だけを嫌がっているのかは分かりません。

あくまで、これまでの姿を見てきた私が、想像していることです。

ただ、親が子どもを心配するときには、目の前の行動だけではなく、

「この子は、何を不安に感じているのだろう」

「この場面が終われば落ち着くのだろうか」

「このあとにも、負担が続くのだろうか」

と、その姿の奥や先を想像しています。

同じように泣いているように見えても、その後に何が続くと考えているかによって、親の受け止め方は変わるのだと思います。

親が見ているのは、その子の一場面

ただ、親が見ているのは、別れる瞬間や場へ入る直前など、子どもの感情が大きく動く一場面です。

私が強く覚えているのも、長男が教室の前で立ち止まったり、すぐに中へ入れなかったりする姿でした。

一方で、先生から聞く長男の様子は、私が想像していたものとは違っていることもよくありました。
親と離れ、少し時間がたてば、自分なりに遊び、友達とも関わっているようです。

親が見た姿も、先生が見た姿も、どちらも長男の本当の姿です。
だから、目の前の一場面だけで「集団に馴染めない」と決めることはできません。

長男は、集団に馴染めないのではなく、馴染むまでに少し時間がかかるだけなのかもしれません。

必要な支え方も、兄弟で違う

長男と次男では、不安の向いている先が違うように見えます。
だからこそ、それぞれが負担を感じているところを、必要な分だけ支えてあげたいと思います。

長男については、場へ入るまでの負担が大きくなりすぎていないか。
安心できる人や、入りやすいきっかけがあるか。
最初の一歩を踏み出すために、少しだけ橋をかけた方がよいのか。

次男については、離れたあとに本当に気持ちを切り替えられているのか。
外では平気そうに過ごしていても、帰宅後に反動が出ていないか。
親への甘えが強くなっているときに、安心できる時間を持てているか。

長男は心配で、次男は心配しなくてよいということではありません。
心配になる場所が違うのです。

兄弟だから同じように支えるのではなく、その子がどこで負担を感じているように見えるのかを考えながら、必要なところに手を添えていきたいと思います。

最後に

同じように泣いたり立ち止まったりしていても、その姿の奥にあるものは同じとは限りません。

親と離れる瞬間が一番つらいこともあれば、その先にある集団へ入ることに負荷を感じていることもあります。

ただ、それはあくまで、これまでの姿を見てきた親の想像です。

だからこそ、目の前の一場面だけで、その子を決めないようにしたいと思います。

何を負担に感じているように見えるのかを考え、必要なところには手を添える。
それと同時に、その後に子ども自身が動き出し、自分の居場所を見つけていく力も、見落とさないようにしたいです。

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