はじめに
私は育休を取って、本当に良かったと思っています。
もしもう一人子どもが生まれることがあれば、また取りたいと思っています。
でも実際は、「育休を取れば全部うまくいく」という単純な話ではありませんでした。
長期間、夫婦で育児に向き合ってみると、想像していなかった難しさや、うまくいかなかったこと、あとから反省したこともありました。
この記事では、育休を取って見えた理想との違いや、それでも取ってよかったと思う理由について書いています。
育休を取れば全部うまくいくわけではなかった
育休を取る前は、夫婦で一緒に育児ができれば、いろいろなことがうまく回るのではないかと思っていました。
もちろん、夫婦で育休を取れたことには大きな意味がありました。
子どもと過ごす時間も増えました。
家事や育児を一緒に担う時間も増えました。
上の子とも、下の子とも、家族として濃い時間を過ごすことができました。
ただ、それで全部が理想通りに進んだわけではありません。
夫婦で育児に入る時間が増えたからこそ、見えてきた難しさもありました。
夫婦の価値観の違いが見えた
夫婦は別々の環境で育った他人同士です。
子育ての価値観が100%一致するわけではありません。
普段、どちらかが仕事中心、どちらかが育児中心という形だと、表面化しにくい違いもあります。
でも、夫婦でどちらも育児の中心に入る生活をしてみると、その違いがはっきり見えてきました。
例えば、おもちゃの遊び方です。
私は、「子どもが自由に遊んで、壊れたならそれも経験」と思うタイプです。
トミカを庭に持っていったり、砂場で遊んだり、水たまりに入れたり。
そういう遊び方も、子どもにとっては経験の一つだと思っていました。
一方で、妻は「物には正しい使い方がある。大事に使うことを教えたい」という考え方でした。
どちらが正しいという話ではありません。
でも、親によって言うことが違うと、子どもは混乱します。
子どもが混乱しないために必要だったこと
私は「いいよ」と言う。
妻は「だめ」と言う。
そうなると、子どもは「結局どっちなの?」となります。
ここで感じたのは、夫婦で育児に関わるなら、方針のすり合わせが必要だということでした。
どちらが正しいかを決めるというより、子どもにどう伝えるか。
ここが想像以上に大事でした。
親の考え方が違うこと自体は、悪いことではないと思います。
ただ、子どもの前で毎回判断が分かれてしまうと、子どもも迷います。
育休中は、夫婦で一緒に育児をする時間が長かった分、そうした違いが見えやすくなったのだと思います。
父親も日常の細かいことに関わるようになった
私の中には、昔ながらの父親像が少しありました。
母親は日々の細かな生活面を見る。
父親は普段は大らかで、ここぞという時に出る。
そんなイメージです。
でも、育休で父親も毎日育児に入ると、「大らかに見守るだけ」では回らなくなります。
食事のマナー。
片付け。
日常のルール。
生活リズム。
そういう細かい部分にも、毎日関わることになります。
そうすると、父親も母親も、少しずつ似た役割になっていく感覚がありました。
これは悪いことではないと思います。
ただ、自分が持っていた「父親像」とは違っていました。
育児をする父親になるということは、楽しい時間だけを担当することではありません。
日常の細かいことにも関わるということです。
そこに、少し戸惑いはありました。
子ども二人に同じように関われたわけではなかった
育休を取れば、子ども二人に同じように関われると思っていた部分もありました。
でも実際には、そう単純ではありませんでした。
我が家の場合、妻が下の子のお世話をする時間が多く、私は上の子と過ごす時間が多くなりました。
もちろん、それはその時の状況を考えると自然な形だったと思います。
下の子はまだ赤ちゃんで、授乳や寝かしつけなど、妻が中心になる場面も多くありました。
一方で、上の子もまだ2歳で、たくさん関わりが必要な時期でした。
だから私は、上の子と過ごす時間を多く持つことになりました。
ただ、育休を取ったからといって、すべての子どもに同じように関われるわけではない。
これも、実際に取ってみて分かったことでした。
復職後、子どもに大きな変化を与えてしまったかもしれない
育休中は、父も母も家にいる時間が長い生活でした。
子どもにとっては、いつも誰かがいる、一緒に遊べる、時間に余裕がある。
そんな毎日だったと思います。
そこから、ある日を境に父も母も仕事復帰。
急に忙しくなり、家にいる時間も減りました。
この落差は、子どもにとってかなり大きかったのではないかと、今でも思います。
事前に説明はしました。
当時3歳だった上の子も、意外と理解して受け入れてくれました。
でも、理解することと、寂しさを感じないことは別です。
復職後しばらくは、「今日はお迎え早い?」と聞かれることも増えました。
今振り返ると、子どもなりに環境の変化を受け止めていたのだと思います。
それでも、もう一度同じ状況になっても育休を取ると思う
ここまで、課題や反省を書いてきました。
でも、それでも結論は変わりません。
私は育休を取って本当に良かったです。
夫婦の価値観の違いも、父親像とのズレも、復職後の難しさも、実際に深く関わったからこそ見えた課題でした。
もし育休を取っていなければ、気づかなかったことばかりだったと思います。
育休を取ったからこそ、家族の良いところも、難しいところも、よりはっきり見えました。
理想通りではなかった。
でも、それは失敗だったという意味ではありません。
家族として向き合う時間が増えたからこそ、見えたものだったのだと思います。
まとめ|理想通りじゃなくても価値は大きかった
パパ育休は、毎日が幸せだけの時間ではありませんでした。
家族円満になる魔法の制度でもありませんでした。
夫婦の違いも見えるし、現実的な難しさもあります。
育休を取ったからといって、すべてが理想通りに整うわけではありません。
それでも、子どもと濃い時間を過ごせたこと。
育児の大変さを、自分ごととして感じられたこと。
家族の課題に向き合えたこと。
その価値は、とても大きかったです。
完璧じゃなくてもいい。
迷うことがあってもいい。
正直、今でも「あれで良かったのかな」と思うことはあります。
それでも、それ以上に得るものがありました。
だから私は、育休を取ってよかったと思っています。
▶︎ パパ育休全体の記録はこちら
・【パパ育休まとめ】夫婦で1年間育休を取って感じたこと|2歳差育児と暮らしの記録
このブログの入口
このブログでは、子育てをきっかけに始まった家づくり、共働きでの子育て、家計やお金のこと、そして日々の子どもたちとの記録をまとめています。
家づくりのこと
子育てしやすい平屋を目指して考えた、間取り・収納・設備・外構・庭づくりの記録です。
家を建てるまでに悩んだことや、実際に暮らして感じたことをまとめています。
子育てのこと
夫婦で育休を取った時間、共働きで感じていること、子どもの成長と向き合う日々をまとめています。
うまくいったことだけでなく、迷ったことや悩んだことも含めて残しています。
家計・お金のこと
住宅ローン、教育費、資産運用、共働き家計など、子どもとの暮らしを支えるお金のことを整理しています。
正解を示すというより、我が家がどう考え、どう選んできたかを記録しています。
いくぱぱ日記
登園前の散歩、庭遊び、保育園での出来事、子どもたちとの何気ない日々を残している記録です。
あとから読み返したときに、その時の空気を思い出せるような日記として書いています。
この記事を書いた人
共働きで2人の子どもを育てながら、家づくり・子育て・家計・日々の記録をブログに残しています。
▶ はじめまして|プロフィールはこちら